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2004.09.13

【波照間旅行記19】数字の魔術師

7/23(3日目) 午後2時半

 三線ライブの他にも、宴会ではおじさんが色々な話をしてくれました。牛を飼い始めたころの話、サトウキビの話、モチキビの話…。中でも印象に残ったのは、戦後間もない頃に米軍の手伝いをしたときの話です。米軍が日本からアメリカまで爆弾なんかの物資を運ぶ時に、波照間を中継地として、物資を一時的に波照間に置いておいたらしいです。その時おじさんは、夜は見張りとして爆弾の上で寝たそうです。昼間は昼間で米軍の手伝いをして、「昼と夜と2人分も働いたよ」なんて自慢してました。

 そいで海で爆弾の処理をしたそうです。水中で爆弾を爆発させるから、魚が死んでいっぱい浮いてくるんだって。おじさんが米兵に「魚がいるから取れ」って言っても誰も取りに行かないから、おじさんがみんな取ってきて焼き魚と刺身にして米兵に「ふぃっしゅ、ふぃっしゅ」って言って振る舞ったそうです。

 まあ、そんな話を色々聞きました。

 ふと、関西のAさんが聞きました。

「ところで、もと海人のおじさんは、いま何歳なんですか?」

「ん?んん僕は70歳」

 ふーーん、そうか、と思っていたらおじさんはおばさんを指しながら付け加えました。

「こっちは73歳だ」

 するとうっしー母さん、

「あれ?おじさんとおばさん同級生じゃなかったの?」

とツッコミを入れます。おじさんは、ちょっと照れたように言いました。

「う、うん。数えで73歳ね」

 おい!奥さんは数え年で、自分は満年齢かい!

 おじさん、なかなかお茶目です。

(つづく)

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