仲井戸"CHABO"麗市
チャボこと仲井戸麗市。オレにとって唯一絶対のギターヒーローである。というか、もはや単に「ギタリスト」というカテゴリではくくることができない詩人であり、作曲家であり、実演家である。
オレがチャボを知ったのはもちろんRCサクセションからである。オレがRCを知ったのはもう後期の頃だったため、チャボは基本的にRCサクセションというエレキバンド(表現古いな)において忌野清志郎という偉大なボーカリストのバックでギターを弾くギタリストであった。しかし91年初めにRCが活動休止してからは、時に土屋公平とのユニット“麗蘭”として、時に弾き語りのソロとして、時に“CHABO BAND”というバンドとして、自ら歌い、ギターを弾いてきた。このころ清志郎の活動が正直ちょっとどうかなと感じさせられるものだったこともあり、チャボはどんどんカッコよくなっていった。そしてオレはチャボの音楽にのめりこんでいった。
このように今は自ら歌い弾き語るチャボだが、RCのギタリストだった頃からそこいらのバンドの単なるギタリストとはどこか違う空気を持っていた。何しろチャボはステージ向かって左手がホームポジションのギタリストである。83年クリスマス武道館のビデオではステージ右手に位置するが、ビデオになっている86、88、90年の野音ライブでも、オレが見に行った89年のライブでも、チャボの立ち位置はステージ左手だった。オレがビデオや写真で見た限り、ギター1人バンドの場合ギタリストの立ち位置はステージ右手であることがほとんどである。ピート・タウンゼントも蘭丸も土山啓一もポール・ギルバートもスティーブ・クロッパーもみんな立ち位置はステージ右手だった。でも、チャボの立ち位置はステージ左手だった。
その昔バンドの真似事をしていたオレも、可能な限りステージ左手に立った。あるとき先輩に「お前らのバンド、ギターとベースの立ち位置逆だろ」って言われたけど、オレは「そんなことねえよ。これでいいんだよ」って心の中で思ってた(気が弱いので口には出せなかったが)。オレにとってはチャボがスタンダードだった。
チャボはRCをやめてから自分で歌うようになりステージ真ん中に立つようになった。でも、オレにとってチャボがロックンロールのスタンダードであることに何ら変わりは無い。
…例によって、アルバムのレビューとか力の限り書き足して行く予定。
■アルバム
THE仲井戸麗市BOOK
絵
麗蘭 (麗蘭)
DADA
宴 (麗蘭)
Merry X'mas Baby (仲井戸麗市 with Heart of Soul Band)
GLAD ALL OVER (忌野清志郎 & 仲井戸麗市)
PRESENT #1
PRESENT #2
PRESENT #3
GREAT SPIRIT
PRESENT #4 (CHABO BAND)
SOUL to SOUL (CHABO BAND)
My R&R
works
TIME
SOSが鳴ってる (麗蘭)
(特に記載のないものは“仲井戸麗市”名義)
■ライブ
93年 HEART of SOUL BAND
96年 密室'96
97年 CHABO BAND
00年 CHABO BAND
2004.12.29 麗蘭 at 京都磔磔
2005.03.23 CHABO&UMEZU at 新宿PIT INN
■VIDEO/DVD
Welcome Home! (麗蘭)
HEART of SOUL
密室
SOUL TO SOUL (CHABO BAND)
solo woks
STAGE FRIGHT
轍 (麗蘭)
TIME 2001-2003
ロック馬鹿と知的ヒッピーを元気にするDVD (麗蘭)
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コメント
TBありがとうございました。
私もチャボ・RCが好きですが、どちらかというとスライダーズが好きだったので、チャボの音楽は麗蘭を中心に聴いています。
あ。ちなみにスライダーズでの蘭丸のポジションは左ですよ~。
またお邪魔します。
投稿: トラ | 2004.10.30 00:02
あ、蘭丸は左でしたか…間違えちゃいました。
投稿: ワタナベ。 | 2004.10.30 10:13
トラックバックありがとうございました。
RC時代からチャボのファンでした。
RCは、清志郎のボーカルも好きですが、チャボがボーカルをとる「チャンスは今夜」や「ブルドック」、「ハイウェイのお月様」なんかも好きでした。
最初のソロアルバムTHE仲井戸麗市BOOKには衝撃を受けました。ぼくにとってもチャボは特別な存在です。
投稿: 2nd GEAR V&SG | 2004.11.03 19:55
恥かしい話ですが山形で情報が少なかったし
中学生でバンドに二人Voがいるなんて想像できなかったので
聴き始めてしばらく、「キヨシローは普段は裏声で時々地声で歌うんだな」と思ってました。今はチャボの声も大好きです。
ミックとキース、ヒロトとマーシーのように
二人の世界の化学反応が楽しめたバンドでしたね。
投稿: HiRO | 2004.11.07 11:38
トラックバックありがとうございます。
今ごろすいまん。
投稿: gittira | 2005.04.08 07:50
仲井戸さんについては、理解できない事が多いですね。人格の使い分けで、どれが本当の仲井戸さんなのかわからなくなりました。ステージでは低い声で歌声も低いハスキー。三宅伸治さんの『つづく』のDVDでは、おネエ喋りと仕草。仲井戸さんの事をよく知らなかった私は三宅さんのDVDで初めて仲井戸さんを見たので、そういう方だったのか、とかなりショックでした。ラジオで先日、清志郎さんの特番がありましたが仲井戸さんの声を聞いたら男性の高い若い声でした。はっきりした江戸っ子タイプだったので、新宿育ちのこれが本当の仲井戸さんなんだなとわかりました。安心しましたが、三宅さんのDVDにはテロップを入れて欲しかったと思います。3つの人格は紛らわしく、それだけ個性的な方なのだと思いますが、聴衆には理解しにくく、結局、好きになることもできず、だまされた感じのままです。
投稿: リッチー | 2009.10.01 01:37