京都旅行2日目(中編)
12月30日:東福寺→永観堂→南禅寺→祇園
え~、それで東福寺から南禅寺方面に向かったわけですが。
もうお昼だしお腹が空いてたもんで、湯豆腐でも食うかっつーことになりました。しかし、グルメのうっしー(ヨメ)は、「TOKIOが『うんめえ~!』って言ってた店じゃなきゃヤダ」と言うので、「それはなんて店だ」と聞くと、「確か『〇〇たん』って店名に『たん』が付く店だった」とのこと。本をパラパラとめくってみると、「おくたん」という店を発見。「ああ、これこれ。ここにしよう。」しかし、電話してみるとすでに冬休み中。しょうがないので、南禅寺から永観堂へと続く参道を歩いてみてよさげな店があったら入ってみようということにしました。
参道を歩いていると何件か営業している店はあるものの、どれもピンとくるものがなかったので限りなく永観堂の近くまで来てしまいました。すると、道端で人力車のお兄さんが客引をしています。「こんにちは。今日はどちらへ行かれるんです?」お兄さんは京都弁で話しかけてきました。普段は宗教の勧誘や「手相を見させて下さい」という人を鋭い眼光で一喝するオレなのですが、何故かこの京都弁のお兄さんには邪険にできず、立ち止まってしまいました。うっしーがお兄さんの誘いをなんとかかわしたものの、危うく人力車に乗せられるところでした。
さて、そんなわけでお腹が空いたまま、永観堂に到達してしまいました。とりあえず湯豆腐は後回しにしてお参りすることにします。ここは、「見返り観音」というのが有名です。くるりと左を振り返っている観音様です。正面からお参りすると観音様の顔を見ることができません。しかし観音様の左サイドからもお参りできるようになっていて、こちらからは観音様の顔を拝むことができます。
お参りを終えて永観堂を出ました。で、お腹空いたけどこの先にもう店は無さそうだから、参道を戻って開いてた湯豆腐屋に入ることにしました。しかーし、湯豆腐屋に行くには再び人力車の前を通らなければなりません。また戻ってきたと思われるのはちょっとイヤでしたが、空腹には代えられません。
「あ、どうもお疲れ様です~。」
人力車のお兄さんはオレ達を見つけると嬉しそうに近寄ってきました。
「あれ?お2人はもうお食事は済まされたんですか?」
「いや、まだなんですけど…。」
「そうですか。どうです?京都らしい街並みの裏道を通ってオススメの湯豆腐屋さんまでご案内することもできますけど?」
「いやあ、でももう年末だから閉まってるお店が多いですよね」
「そうですね。でも今日やってるお店でオススメのところにお連れしますんで。『××安』さんっていうお店なんですけど、鶏のだしの湯豆腐で美味しいんですよ」
「はあ」
「『××安』さんなら裏道を通ってもすぐですから、10分3000円のコースでご案内できますよ。で、よろしかったら、よろしかったらなんですけど、このへんをぐるっと観光して最後に『××安』さんにご到着するようなコースもご案内できるんですけど。45000円の“大名コース”っていうんですけど」
大名コース高っ!
まあオレ達はもともと『××安』を目指してたんで人力車は丁重にお断りしました。ていうか、人力車のお兄さんオススメっていうけど、そこしか開いてないやん!
ま、湯豆腐は美味かったです。寒い中で歩き回ってお腹ペコペコだったし。
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