矢田亜希子とTバック
街中にカップルがあふれているクリスマスの前日だか当日だかのことである。うっしー(ヨメ)が話しかけてきた。
「今日デパートにオシャレな下着を買いに行ったんだけど」
「ん?」
「最初に入ったお店は他にお客が誰もいなくてね、私ひとりだったんだけど、店員さんに『おいおい、その下着を買って、これからお泊りかよ!』って思われたらイヤだから、何も買わないで出てきちゃった」
「そんなこと考えてんのかなあ?」
「だってもうクリスマスだよ。で、次に入ったお店はね、私の他にカップルの客がいたんだけど、そのカップルに『おいおい、それを勝負下着にするつもりかよ!』って思われたらイヤだから、また何も買わないで出てきちゃった」
「なんだよ!それじゃどのみちクリスマスに下着は買いに行けないってことじゃん」
「そいで、勇気を出してもういっこ別の店に入ったんだけど、そこでは店員さんにマークされてね、いろいろ話しかけられたわけ」
「なにを?」
「『Tバックはよくお履きになりますか?』とか」
「なんじゃそら。で、なんて答えたの?」
「『ええ、たまに』って」
「『たまに』ってTバックなんか持ってないじゃん!」
「だって、店員さんに『おいおい!初物かよ!!』って思われたら悔しいじゃん」
「なんだよ初物って!いいじゃん別に初物と思われたって」
「よくないって。オシャレな人はみんなTバック履いてるんだよ。パンツに響かないし。健康にもいいらしいよ。その店員さんだって『実は私も今日はTバックなんですよ』って言ってたもん」
「まじ?おー下着屋の店員Tバックかよ~」
「下着屋の店員だけじゃないって。みんな履いてんだよ」
「そう?」
その時つけっぱなしだったテレビでは、矢田亜希子が「富士山!!」って答えるAFLACのCMが流れていた。
「そうだよ。矢田亜希子だってきっとTバック履いてるって」
「まじ?うおー矢田亜希子あんな清純そうな顔してTバックかよ~」
テレビでは再びAFLACのCMが流れていた。もはやオレの脳細胞には矢田亜希子=Tバックという刷り込みが行われていた。で、それ以来AFLACのCMがたまらなくセクシーに感じられるわけだが、ほんとのところはどうなんだ?どーなんだい矢田亜希子!イエー!
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