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2005.03.26

梅津和時 プチ大仕事2005 CHABO&UMEZU

 3月23日、新宿PIT INNで行われたチャボの今年最初のライブを観に行ってきた。

 チャボのライブといいつつ本当は梅津和時の企画なのだが。これは毎年やってるらしい「プチ大仕事」という企画で、チャボは3年ぶり3回目の登場。で、オレはこのライブ初めて。会場は「ジャズの殿堂」新宿PIT INN。初めてのライブハウスで、楽しみ。

 今回ひとつ楽しみだったのが、カースケこと河村智康がドラムを叩くってこと。現在活動休止中?のCHABO BANDのドラマーだ。ベースはもちろん早川岳晴なので、チャボ+早川+カースケの“75% CHABO BAND”というメンツが揃う。

 オレはチケットの整理番号が結構よかったんだけど、イス席には座れなくて(イスは早く入った人が友達の分まで席取りしちゃうので…)ステージ正面、立ち見の最前列に陣取った。うおーはやくやれー。

 開演。まず梅津さんがひとりで登場。「チャボは非常に緊張してまして…」と言いつつ、「PIT INNはジャズの殿堂ですから、失敗はできませんね」「エフェクター関係の調整とか大丈夫でしょうか?不安ですね」とかチャボの緊張をあおるセリフで笑いを誘う。で、梅津さんの紹介でチャボ登場。グラス片手にタバコをふかしながらステージに上がる。うお~カッチョいい~。

 チャボは最初チェットアトキンスモデルを手に、梅津さんと2人で2曲ほど。カースケと早川を迎え入れ、チャボもグレコ仲井戸モデルに持ち替えてバンドの形態に、と思ったら、カースケがチェットアトキンス弾きながら足でバスドラム叩くという芸を見せ、フォルクローレっぽいインスト。

 ここまでは落ち着いた感じだったけど、チャボがストラトに持ち替え、カースケも本職のドラムを叩いて「男もつらいよ」が始まったらもう、バンド~!って感じ。チャボのカッティングに梅津さんのサックスがかぶさると、なんだか気分はほとんどRCサクセション。そうなんだよなあ。清志郎のライブ行ってもRCを感じることはなぜか無いんだけど、チャボのライブでは時々、「あ、これはRCサクセションだ!」って感じる瞬間があるんだよなあ。なんでだろ?しかもこの日は、チャボがやけに「RC」「清志郎」って単語を口にして、もうオレなんかそのたびにドキドキ。なんか、チャボが「RC」って言うのを聞くと、清楚な女性が淫猥な単語を口にしたのを聞いたような、「ああ、聞いてはいけないものを聞いてしまった。でももっと聞きたい」みたいな妙な興奮をおぼえるんだけど…。

「(トロンボーンを持ち出した梅津さんに)あれ?それRCのとき使ってたっけ?」
「(梅津さんの孫の話に)清志郎に子供ができたときは、なんかそれまで一緒に遊んでたやつが急に社会性を帯びたような感じでショックだったんだけど(笑)」
「これは俺がRCに在籍してたときに出した『絵』っていうアルバムの曲なんだけど…」
「カースケはどこの生まれ?」「日野です」「それはあれだね、RCの匂いだね。忌野君と一緒だね」
「(ヒッピー・ヒッピー・シェイクの間奏で梅津さんを押し倒すパフォーマンスをし、曲が終わった後)いや~往年のRCサクセションのようだったね。あれは清志郎の役割だったけど…」

 そしてトドメはなんと言ってもアンコールでチャボが叫んだ「もう一発イクかい!?」

 ああもうなんか体中からいろんな体液が出そう。


 そんなわけだが(どんなわけだ)、演奏した曲は予想に反しカバー曲が多かった。不勉強なオレはそのオリジナル版を知ってる曲が1曲なかったので、純粋に新曲をいっぱい聴いた感覚で楽しめた。まあ、チャボの場合カバーといっても詩はチャボがつけた日本語詩なので、オリジナルといってもいいようなものだけど。「運が良けりゃ」はサビが覚えやすくて、ノリもよくて楽しい感じ。「キャラバン」は子供の頃の記憶にある「映画自動車」をモチーフにした詩で、同世代の梅津さんに「なあ梅津さん、あれは一体なんだったんだろう?」って歌の中で呼びかけるのがチャボっぽくてよかった。で、特に印象的だったのが、ザ・バンドの「トワイライト」。「夕暮れに俺を一人にさせないでくれ」ってサビをチャボと早川でハモるとこがカッチョよかった。あー、いいよ早川。いい。どのカバー曲も、チャボの世界にがっちりハマってる。

 梅津さんも、アルトサックス、ソプラノサックスはもちろん、クラリネット、トロンボーン、ピアニカ、ピンホイッスルにアコーディオンまで演奏して、どれもハマっててよかった。で、やっぱりエレキをかき鳴らす(弾く、ではなく)チャボはメチャクチャかっこいいなあ。あらためてホレ直した。カースケのドラムもよかった。CHABO BAND復活してくれないかなあ。


セットリスト
2005.03.23 at 新宿PIT INN
梅津和時 プチ大仕事2005 2005年の邂逅。CHABO&UMEZU
梅津和時(Sax,Cl)、仲井戸"CHABO"麗市(Vo,G)、早川岳晴(B)、河村"カースケ"智康(Ds)

01. 再会 (CHABO&UMEZU)
02. チョコレートの唄 (CHABO&UMEZU)
03. 鼻歌(?カバー)
04. ふくろう(アルタン、インスト)
05. 男もつらいよ
06. ホーボーへ
07. Twilight (The Band)
08. ポイ・ポイ (?カバー)
09. 運がよけりゃ (映画マイ・フェア・レディ)
10. ホームタウン
11. I want to see the bright light city (リチャード・トンプソン)
12. アルコール (キンクス)
13. In the neighborhood (トム・ウェイツ)
14. 太陽に唄って (ポエトリーリーディング)
15. CARAVAN (ヴァン・モリソン)
16. lainのテーマ (インスト)
17. ヒッピー・ヒッピー・シェイク
18. ガルシアの風
19. 久遠 (CHABO&UMEZU)
EN
01. メンバー紹介BLUES
02. Fox, trot
03. 早く帰りたい
04. 働き蜂
05. ホーボーズ・ララバイ (CHABO&UMEZU)

■リンク
cafe HENDRIX
ウラKAN
RCサクセション、ストリートスライダーズ、SIONとか、とか。


ロックな日々

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2005.03.19

アイラブ困ったさん

 オレはちょっと前からかなり憤っている。

 アリエールのCMに、だ。

 あれよ、あれ。はーらーだーたいぞうです、が出てるやつ。サラリーマン役の原田泰造がさ、夜中帰宅したら、ちゃんと靴下を脱いで洗濯機の中に入れるんだけど、奥さん役の人が、「でも(他の洗濯物に)バイキン移っちゃう♪アイラブ困ったさん♪」みたいな歌を歌ってるやつ。

 ひどいよ!!!!!ひどすぎるよ!もうあまりにひどいんでもういっかい漢字で書いちゃうよ。非道いよ!!!!!

 泰造はさ、多分、愛する妻のために必死で夜中まで働いてるんだよ!で、帰ってきて、もう疲れてるから、靴下なんかそのへんにポイって脱ぎ捨てたいはずなんだよ。でも、そんな状況でも、脱いだ靴下やらパンツやらを拾い集めるのは大変だろう、って愛する妻を気遣っているんだよ(推定)!それを、「でもバイキン移っちゃう♪」とはなんだ!お前は夫の愛が分かってないッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!

 というわけでオレはこのCMを見るたび、毎回TVに向かって「ひどいよ!!」と声に大にして訴えていたのだが、一小市民であるオレの声など届くはずもなく、さらに第2弾のCMが放送されていて、オレはこの怒りをどこにぶつけたらいいんだ!ペッペッペッ!って感じ。

 どうやらあの原田泰造夫婦には子供がいたらしく、泰造パパが子供をお風呂に入れてるんだけど、「残り湯を明日の洗濯に使うんだけど♪」みたいなさ!なんだよそれ!夫が入った後の風呂の残り湯は汚くて使えねえってのかよ!ひどいよ!泰造!お前はこんな妻で満足なのかよ!仕事で疲れた体に鞭打って子供を風呂に入れてる(推定)のに、妻は影で「あんたの入った風呂は汚い」って全国放送で歌ってるわけよ。

 非道いよ!!!!!そんなに洗濯が大事かよ!夫は汚いのかよ!息子は汚いのかよ!

 もう、オレは第1段CMよりもさらに声を大にして叫んだね。泰造!こんな女とは離婚しろ!裁判ではこのCMのビデオを証拠物件として提出しろ!なーにが「アイラブ困ったさん♪」だ!!!そんなのは愛じゃねえんだよオラァ!オラオラオラ!

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2005.03.13

夫婦団欒

 金曜日、晩メシを食い終わったあとソファに寝っ転がってテレビを見ていたら、「金八先生」が始まった。オレは最初ボ~っと見ていたのだが、毎回見ているわけではないので、っていうか、最初の1、2回見ただけなので話が全然わからない。つまらんので、ソファに寝転んだまま足元に落ちてた「ロック画報」なんかを読んだりしていたのだが、突然うっしー(ヨメ)に怒られた。

「ちょっとー!!何で真面目にテレビ見ないの?」

いや、そら、だって、オレは前回までほとんど見てないから話がわかんないんだって。

「夫婦団欒なんだから、ちゃんと同じ番組を見てよ」

うーむ。なんかよくわからんが、あんまり逆らうとおっかないのでとりあえず金八先生を見ることにした。教え子がドラッグやって逮捕されたりしていたが、金八先生の息子は大学に合格したらしい。埼玉大学の教育学部だそうだ。オレは思わず声をあげてしまった。

「おーー、埼玉大学!シブい!」
「なんで?」
「だってなんだかリアリティあるじゃん」
「そーだよ、金八先生はそういうとこが現実的なんだよ。知ってる?『渡る世間』では、えなりが東大に受かったんだよ?ちょっとウソっぽいと思わない?」
「そーだなー。東大っちゅーと『いかにも』って感じでウソっぽいよなー。そっか、金八先生は埼玉大でスゲえな」

 しかし、前回までの展開がよくわからない連続ドラマを見てもあまり楽しくない。オレはうっしーにそっとアピールしてみた。

「ねえ」
「ん?」
「たいくつー」
なんでよ!!今いいとこなんだよ!?この2人の25年の集大成の場面なんだよ!?」

 テレビには、生徒の逮捕に悩んだ金八先生がひとり沈んだ表情で、おでん屋台で酒を飲んでいるシーンが映し出されていた。そこに数学のナントカ先生がやってきて、金八先生の隣に座り「僕はあなたの考えていることがよくわかる。あなた、教師を辞めようとしているでしょう!」と、金八先生に辞めないでくれと懇願している。25年前(新人時代?)の思い出話なんかも交えつつ。「だから辞めないでください!私のためにも!!」とかなんとかアツく語っている。

「ほら!!なんでそんな寝っ転がりながら見てんの!?そこに正座して!!」

 なんで金八先生を正座して見なきゃいけないんだよ!!が、よく見るとうっしーは正座して見ていた。

「ワタナベ。!!あんたこれを見て感動しないわけ!?」
「かんどうしました」
「全然気持ちがこもってないっ!!」

 なんでオレはこんなことで怒られてるんだろう。なんかおかしくねえ?っていうか後で聞いたら、うっしーも金八先生を見たのはこの回が初めてらしい!ストーリーもわからず感動しているとは!おそるべし!!

 ま、実際のところこのときオレが考えていたのは、

「この屋台のオヤジ、目の前でこんな暗い話されていやだろうなあ」

 なんてことだったりする。怒られるのでうっしーには言えないが。

雑文

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2005.03.09

代理戦争 井上和香 VS 吉岡美穂

 ちょっと前、スピリッツに吉岡美穂の袋とじ写真集がついていた話を書いたような気がするが、それがちょっと困ったことになった。そーなのだ。開けてしまったのだ。袋とじ写真集を。しかも妻に対して常に誠実な夫であるオレは、わざわざうっしー(ヨメ)の許可を得てから袋とじを開けてしまった。

「ねえ、この袋とじ開けてもいい?」
「吉岡美穂がそんなに好きなの?」
「いやほら、これも代金のうちだし」

とかそんな感じ。まあここまではよかったのだが、何が困ったってその次の週のスピリッツは井上和香の袋とじ写真集がついていたのである。残念なことに井上和香はオレの心のストライクゾーンをかすってもいない。オレは袋とじの「ふ」の字も口に出さずにスピリッツをうっしーに渡してしまった。

「ちょっとー」
「ん?」
「ワタナベ。そんなに吉岡美穂が好きなわけ?」
「な、なんで?」
「だって先週はあんな懇願してまで袋とじを開けたのに、和香には見向きもしないわけ?」
「そ、それは…」
「和香の方がおっぱい大きいのに」
「いや、おっぱいの大きさは問題じゃないんだ」
「じゃあなに、ああいう顔が好きなわけ?」
「んー、ていうか…」
「『かけてミホ!』って言われたら電話しちゃうわけ?」
「しないって!」
「どうだか」

 それ以来うっしーは、テレビで吉岡美穂を見かけるたびにオレを責めるのである。

「ワタナベ。はこれが好きなわけ」
「いや、好きってことはないけど…」
「じゃ、吉岡美穂と井上和香とどっちか選べって言われたらどっちをとるわけ?」

 なんで井上和香との比較なんだよ!小学生みたいな質問すんなよ!

「ど、どっちかっつったら、よ、吉岡美穂かな」
「やっぱりね。吉岡美穂が好きなわけか」
「いやそりゃ井上和香との比較の問題だろ。だいたいうっしーはなんでそんなに井上和香の肩を持つんだよ」
「だってワカパイだよ?ワ・カ・パ・イ!

 妻よ、君は何を望んでいるんだ。お、オレには見えない。

雑文

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2005.03.05

GOD/忌野清志郎

GOD
UPCH-1400/2005.03.02 

01. ROCK ME BABY
02. 愛と平和
03. 仕草
04. Remember You
05. ママもうやめて
06. GOD
07. Kiss
08. サイクリング・ブルース
09. 旅行
10. わからず屋総本家
11. 春の嵐
12. 君を信じてる
13. Jump

 "KING"忌野清志郎のデビュー35周年に発売された最新のアルバム。前作「KING」もよかったけど、今回もいい!密かにリズム隊がほとんどドラム忌野清志郎+ベース三宅伸治の宅録バンドなんだけどそれ以外はNew Blue Day Hornsがホーンセクションを、厚見玲衣がキーボードを担当したおなじみのサウンド。基本的に音は前作"KING"と同じような感じで、古のロックのよう「Jump」のイントロのカッティングなんてストーンズの"Sticky Fingers"みたい。で、楽曲は、昨年夏の野音や、クリスマスライブで聴いた曲も入ってる。

 「ROCK ME BABY」は「ドカドカ~」や「俺がロックンロール」なんかと同じ路線を狙った感じ。「俺がロックンロール」はちょっと外してるな~と思ったけど、「ROCK ME BABY」は結構イケてる。ライブで聴いたらカッチョよさそう。

 「愛と平和」は“ダンダンディドン~”ってフレーズ(オーティスの"Happy Song"とメロディは違う)と間奏のギターソロがいい。

 「Remember You」は昨年のクリスマスライブでも演った曲。CDではハイロウズのヒロトが参加してるんだけど、これがメチャメチャいい!!!!もうこの曲がずーっと頭の中をリフレインして離れない。清志郎とヒロトのハモリも掛け合いも最高!!「どうやっても君から離れない」ってところなんかもうシビレまくり!!!なにげに三宅のギターソロもカッコいい。

 「GOD」は夏の野音やイベントでも盛んに演ってたらしい。ライブではシンセサイザーからギターが入るけど、CDではギターのカッティングから始まる。歌詞のインパクトはかなり大。野音のレポートでも書いたけど、1コーラス目を聴いたときはブッシュ批判の歌かと思った。メロディも歌詞もよくできてると思う。

 「サイクリング・ブルース」はコミカルな曲かと思いきやシリアスな感じ。聴きこむと味が出る。

 「わからず屋総本家」は…。やっぱ清志郎こういうの好きなんだろうか?2・3'sの「現場処理の男」とか。実は今回のCDで、Nice Middleのベーシスト中村きたろうが参加しているのはこの曲のみ。しかも演奏してないし。しかしLeyonaの声はいいな。

 「君を信じてる」でしっとりと落ち着いた後、最後は「Jump」でドカーンと締め。CD屋さんでは、「忌野清志郎、35年の集大成!」みたいなコピーが書いてあったけど、それまで大げさじゃないけど、肩の力を抜いて作りましたって感じ。いい。いいよ。いけてる。HMVでは1コーナー設けられてたし、売れるといいなあ。

 で、今日(3/5)はPARCO 4daysの最終日かあ。チャボ出るらしい…。いいなあ。行きたかったな。チケット取れなかったけど…。今夜のテレビ「僕らの音楽」で我慢するか。

ロックな日々

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