2008.03.11

南原コネクションの謎 (政治的に正しいコンバトラーV 第1話)

Yahoo!動画でコンバトラーVの第1話を見た。第1話ってことで30分足らずで登場人物を紹介しつつ、初めて現れた敵を主役ロボットがやっつけるという命題をクリアするのはなかなか至難のワザなわけで、もうツッコミどころ満載。

まず南原博士。南原コネクションは国連のバックアップを受けてる研究所だそうだ。第1話しか視てないのでもしかしたら違う設定があるかもしれないが、「南原コネクション」というネーミングからしてこれは民間研究所である。公的機関であれば「独立行政法人 対宇宙人・地球防衛技術総合研究機構 ロボット兵器研究所」とかなんとかいう名前をつけるハズだ。あ、放映当時は独法なんてないか。

さて、いち民間研究所に過ぎない南原コネクションがいったいどのようにして国連の支援を得るに至ったか?という点は大変興味深い。っていうか、ホントならものすごい政治手腕だよ南原博士。いったいどうやって世界の国々を説得したんだよ!

これについて南原博士は劇中で「宇宙人の驚異を訴えた」(うろ覚え)と説明しているが、それじゃタダのトンデモ科学者だよ!大槻教授に怒られるよ!…ていうか、なんでアメリカや中国やロシアは拒否権発動しないんだよ!トンデモ科学者に説得されるなよ!

しかしまあ、これについては劇中で語られていないだけで、宇宙人の存在、しかも地球侵略の可能性を示す客観的な証拠があったのかもしれない。

話を南原コネクションに戻す。第1話を観てると、南原コネクションの職員は南原博士とその孫である南原ちずるしか登場しないのだ。

大丈夫か南原コネクション!?国連の支援とか言ってるけど、タダの個人商店じゃないのか?

南原博士が死んでしまったら、ちずるに相続税が払えるのか心配である。資産価値相当ありそうだしな。

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2008.02.16

スイート・ソウル・バレンタイン

2月14日はバレンタインデーである。オレもうっしー(ヨメ)からオレンジピールのチョコ(大好物)を貰ったりしたわけである。

バレンタインデーの夜、うっしー家(実家)にお邪魔したのであるが、うっしー父さんもうっしー母さんからバレンタインのプレゼントを貰っていた。

…チューブ入りの練乳を。

うっしー父さん、練乳(コンデンスミルク)が大好きらしい。何かに練乳をかける、というわけではなく、「練乳そのもの」が好きなのである。練乳を舐めるがたまらない至福の瞬間なんだそうである。普段は練乳なんか舐めさせてもらえないのだが、今日はバレンタインデーだからということで特別にチューブ丸ごと練乳をプレゼントされたのだ。

「オリョリョリョリョリョリョ!」

チューブを貰った瞬間、うっしー父さんは歓喜の雄叫びをあげたという。「アパッチの雄叫び」のような巻き舌の奇声を。魂の叫びを。うっしー父さん61歳。

そんなわけでうっしー父さんはオレたちに「これ貰っちゃった」と嬉しそうに自慢するのだった。別に羨ましくないけどね。

で、夕食後の談笑タイム、ふとうっしー父さんを見ると、練乳のチューブをチューチュー吸っていた。

パピコじゃねえっつうの!!

そして一瞬目を離したスキにチューブは空になっていたのだった。ものの数分で。

満足げなうっしー父さん。

ちらっと横に目をやると、うっしーが呆れたような目で父さんを見ていた。

そしてその横でオレは、うっしーはこの父さんの遺伝子を半分受け継いでいるんだよなあ、と思ってちょっとそら恐ろしくなっているのだった。

雑文

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2007.08.08

そして俺は酒になった

筒井康隆の短編に「そして俺は酒になった」というのがあった。「あった」と断言しておいて実はいま手元に単行本が無く100%の確信があるわけではないのだが、確かそんな話があったハズだ。

うろ覚えでネタバレになってしまうのだが内容は確かこんなだった。ある科学者が水をアルコールに変化させる薬を作った。しかしその薬は効き目が強くて、世の中の水という水はアルコールになってしまう。ヤケっぱちになった科学者がそのアルコールを飲んだら、薬の作用で自分もアルコールになってしまったという話だ。

えーこれは何という単行本に収録されてたんだっけな?「笑うな」だったかな?昔のことだから記憶が曖昧だな。

そうそう、オレは小学5年生くらいから星新一に始まって筒井康隆、阿刀田高あたりを読みあさっていたのだ。で、星新一はそうでもないんだけど筒井康隆や阿刀田高って結構下ネタがあるのだ。でも小学5年生にはその下ネタがちょっと難しい。

1つ覚えているのは、「無差別連続殺人犯がそれまでの行いを反省して、コンドーム工場に忍び込んでコンドームに無差別に穴を開ける」みたいなことが書いてあったのだが、当時若干11歳だか12歳だかのオレには何が面白いのかサッパリわ分からない。基本的な知識が足りないのだ。「コンドーム」ってなんだ?穴を開けるとどうなるんだ?僕ちゃんわかんない。

この話のオチをどーしても理解したくて辛抱たまらなくなったオレは、思いきって母親に聞いてみることにした。

「ねえ、おかーさん、『コンドーム』って何?」

その瞬間、母親の顔は凍り付いた。しかし母親は、凍り付いた顔のまま「それは男の人が使う道具ですッ」と答えたのだった。そいでもって母親は「これ以上つっこんで聞くんじゃねえオラオラオラ」という負のオーラを発していたので、いい子ちゃんのオレはそれ以上つっこんだ質問をするのをやめたのである。

まあまあこの話のオチはその後ぶじに理解できたのでもういいんですけど。

えーとこれは何のハナシだったっけ。

そうそう、筒井康隆の「そして俺は酒になった」の話だった。

最後、科学者は自分もアルコールになっちゃうんだけど、それはなんでかっていうと、人体は70%だかなんだか要するにほとんど水でできてるから、っていうオチだったのである。

そうなのだ。

人体の大部分は水でできている。貴方も貴女もあの娘も、そしてこのオレも。

いや、オレはどうかな?

なにしろ最近は「47都道府県生茶パンダマスコット」の収集のため生茶ばかり飲んでいるのだオレは。摂取する水分はほぼ生茶だ。

つまりオレの体はほとんど生茶でできていると言っても過言ではない。

そしてオレは生茶になった。

雑文

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2007.07.31

責任

今日はちょっと、昔話をしよう。学生の頃の話だ。

オレいた研究室では、毎年秋に温泉旅行に行くのが慣例となっていた。

D3の秋のことである。例年通り、温泉旅行が計画された。金曜の夕方に出発して、車で1時間ほどの温泉に1泊するというスケジュールである。何台かの車に分乗していくのだが、出発は金曜の夕方であり、まだ仕事の終わってない人もいるので、仕事の終わった人が3、4人集まったところで順々に出発だ。

オレなどは当然さっさと実験を切り上げて出発の体勢に入ったので、後輩2人とともに最初の車で温泉に向かい、当然最初に宿に到着した。

皆がそろったところで宴会が始まるのであるが、まだ当分は全員揃いそうにない。そんなわけでオレは後輩を引き連れ、宴会前にひと風呂浴びることにした。オレたちはタオルを持って、先ほど宿のおばちゃんが「こちらが大浴場です」と指差した方向に歩いていった。大浴場はすぐに見つかった。

ふと見ると、入り口に看板が立てかけてあった。そこには

 “ただいまの時間は混浴となっています”

と書かれていた。

…。

おいおい。これは聞いてないぞ。

「わわわわワタナベ。さん、ど…どうしましょう?“混浴”って書いてありますけど…?」

後輩のT君などはすかり動揺してしまっていた。

「気にすることはない。“混浴”って書いてありゃ普通は男しか入らんだろ。それにまだ時間がちょっと早いから、きっと誰もいないよ」

オレは堂々と扉を開け、脱衣所に足を踏み入れた。しかし、予想に反して3人ほど先客がいるようだった。し、しかも…、あの脱衣カゴの最上部に置かれているのはぶぶぶぶぶブラジャーではないか?まままま間違いない。あれはブラジャーだ。ということは女性が中にいるということだ。これは予想外の展開だった。

「どどどどうしましょうワタナベ。さん、女の人がいますよ」

後輩のT君はかなり動揺しているようだ。しかし、オレはいつでも冷静沈着だ。そして先輩として威厳のあるところも見せなければならない。

「構わないよ。ここは混浴なんだから、当然我々にだって入る権利があるはずだよ」

「そうだ、一応、『入ってもいいですか』って聞いてみるのはどうでしょう?」

慎重な性格のW君がそう提案してきた。

「うん、それはいいアイデアだな。当然『いいです』って答えが返ってくると思うけど、マナーとして一応聞いてみるべきかもしれない」

「じゃ、じゃあワタナベ。さん聞いて下さいよ。一応年長者ですから、ほら」

ふ…参ったな…。どうもオレは後輩からの信頼が厚いようだ。アチチアチチ。よし、ここでちゃんと後輩の信頼に応えるのが年長者としての責任というものではないだろうか?そうだ、オレは信頼に応えなければいけないのだ。

「いいよ」

オレは後輩の信頼に応えるためにそう言った。くれぐれも言っておくが、オレがこの役を引き受けたのは後輩の信頼に応えるためであって、それ以外の他意は少しもない。いや全くない。これっぽっちもありゃしない♪

オレは堂々と脱衣所から風呂場へと通じるドアを開けた。湯煙の向こうには確かに女性が数名いた。

「すいませ~ん♪、入ってもいいですか?」

しかし、返事は予想外のものだった。

「えっ…!?こ、困るんですけど…」

「あ、そ、そうですか」

「困る」といわれてはどうしようもない。オレらは渋々あきらめて、大浴場を後にした。

「なんだよ、混浴なのに『入ったらダメ』ってどーゆーことだよ」

「そーだよなー。おかしいよ、あの人たち」

「まあ、しょうがないから別の風呂がないか聞いてみよう」

オレらはフロントに向かい、宿のおばちゃんに聞いた。

「あのー、さっき大浴場に行ったら先に女の人が入ってて、『一緒に入ってもいいか』って聞いたら『ダメ』って言われちゃったんで、どこか他に風呂はないですか?」

「ええ?大浴場は今の時間は女風呂ですけど!?」

「え?だって入り口に“混浴”って看板が立ってましたよ」

「あら、それは間違いですね。さっき“女風呂”って看板をかけたんだけど…。誰かが間違えて看板直しちゃったのかしら…」

ちょ、ちょっと待て。ほんじゃー女風呂に侵入してって、「入っていいですか?」って聞いたオレは、ただのヘンタイじゃないか!どーしてくれるんだ!もう少しで入っちまうところだったじゃねーか!!

雑文

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2007.04.12

パンツの穴

昔から不思議に思ってるんだけど、どうしても解決できない疑問ってないだろうか。

オレは、ある。

パンツの穴だ。

正確にいうとパンツの穴の機能だ。パンツの穴の存在意義だ。

念のため言っておくと、ここでいうパンツの穴とは経年劣化により意図せず開いてしまう穴のことではなく、男性用パンツの全部に縦方向に開いている穴のことだ。「穴」というよりも「切れ込み」と表現したほうが正確な場合もあるかもしれない。ていうかそもそも正確な呼称が分からないのでここでは「穴」でとおすことにする。

そうそう、ここは重要なポイントなのだが、女性用パンツにはこの穴は開いてない(ワタナベ。調べ)。ていうか、うっしー(ヨメ)意外のパンツは見たことがないので、もしかして穴の開いてないパンツを履いてるのはうっしーだけで、それ以外の女性はみな穴の開いたパンツを履いてる、なんてことがあるのかもしれないがなんとも確認しようがない。ここは自分の妻がノーマルであることを信じたい。

女性用パンツには穴が開いていないということは、女性はこの穴を使わないか、もしくは使いたくても使えないということである。

つまりこの穴が男女の違いに関係しているものであるのは間違いないないだろう。

ということは、この穴はち○ち○と関係しているはずだ。

そいでもって、パンツには穴があって、男にはち○ち○がついているのだから、もはや穴にち○ち○を通す以外の使い道はあるまい。これがパンツの穴の存在意義だ。おしっこするとき楽じゃん、これでいったい何の問題があるって言うんだベイベェ。

…そう思っていたら大間違いである。

パンツの穴からち○ち○を通したとして、そこにはまだ「ズボン」という超えなければならない壁が存在しているのである。

そう言うとあなたはきっと、「おいおい、ズボンにはチャックがついてるんだから、チャック開けてそこから出しゃいいじゃん」というだろう。

甘い。

甘すぎる。

英語で言うと、トゥースウィート。

問題はそんなに簡単ではない。なぜなら、女性のズボンにもチャックはついているからである。

つまり、ズボンのチャックはち○ち○を通すためではなく、別の目的、おそらくはズボンを履きやすくするためについているのである。

そうするとわからなくなるのだ。

パンツからしてみると、たまたまズボンにチャックがついてたから、パンツの穴を通ったち○ち○がズボンも突き抜けて外に出れるのである。しかし、ズボンの立場からしてみると ―ズボンに立場があるかはさておき― 何もパンツのためにチャックを開けておいてやる必要はこれっぽっちもないのだ。ズボン的には、ちゃんと履けさせすればチャックなんか無くったっていいのだ。

そう考えるとオレの疑問は出発点に戻ってしまうのである。

果たして、あのパンツの穴というのは、そんな無くたっていいようなものをあてにするような他力本願なものなんだろうか?

そんな吹けば飛ぶようなはかない存在なのだろうか?

きっとパンツの穴だって、そんな他人に依存しない形でのアイデンティティの確立を望んでいるのではないだろうか。

結局、今日もオレの疑問は解決されないままだ。

雑文

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2007.02.07

君が僕を知っている

あれは、まだ学生の頃、妻と結婚する前の話だ。もう付き合いはじめてから何年も経っていた。卒業も迫り、2人の将来についていやでも考えなければいけない、そんな頃の話だ。

***

「君に伝えたいことがあるんだ」

駐車場に入れた車から一足先に降りてアパートに向かっていた彼女を小走りで追いかけながら、僕はそう言った。

「なに?」

彼女は立ち止まってこっちを振り返った。12月の冷たい夜の空気に、彼女の吐く息は白く光っていた。

僕は彼女に追いつくと、一瞬立ち止まった後そのままアパートに向けて歩き始めた。彼女は僕の左側で並んで歩き始めた。

「君に伝えなきゃならないことがあるんだ」

僕はもう一度言った。

「…」

僕は言葉に詰まってしまった。言いたい事はちゃんと頭の中で整理してまとめていたはずなのに。いざ本人を前にするとどうやって話し始めればいいのか、考えていたことは頭の中から何処かへ飛んでしまった。

「何よ。早く言いなさいよ」

彼女は僕のちょっといつもと違う雰囲気を感じたのか、僕の緊張をほぐすように少し悪戯っぽく笑って言った。

「…」 

でもやっぱり僕はうまい言葉が見つからなかった。

「あ、オリオン座」

彼女はふと話をそらすように言った。時計の針はもう12時を回り、辺りに人影は見えない。晴れた夜空にオリオン座が美しく輝いていた。

「あのさ」

僕は立ち止まり、意を決して口を開いた。

彼女も立ち止まり、僕をじっと見つめていた。

僕は両手を開いて肘を曲げて肩幅くらいに広げた。ちょうど、「小さく前へならえ」と同じような格好だ。

「あのさ、俺、今日このくらいの…」

僕の言葉が完全に終わらないうちに彼女は言った。







「…うんちが出たのね?」

何から何まで君が、僕のことすべてわかっていてくれる。

雑文

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2006.12.25

2006年のクリスマス(7人の悪魔超人編)

前回

まあまあ、うっしー(ヨメ)もオレにあまり多くを望んではいけないということを悟り、まだまだ不満はあったようだがファッションについてはオレがズボンを買ってきたところであきらめ。

そいでもって都内にお出かけ。まずはオレのプレゼントの靴を買いに日本橋三越へ。三越の靴屋さんであれこれ試着して靴を決定。カッチョよい靴を買ってもらった。しかしあれだ、いま履いている靴がロクに手入れもしてなくてボロいのに周りの靴はピカピカなやつばかりでさすがのオレでもちと恥ずかしかった。

まあ今後はちゃんと靴を磨くようにしよう。

三越の「ダロワイヨ」でお茶を飲んだ後、うっしーの服(プレゼントではなく自腹)を買う。地下鉄に乗り、本日のお宿の「東京プリンスホテル」へ。

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ここはオレたちが親戚向けの結婚披露宴を行ったホテルだ。披露宴は3階の「ボーセジュール」というフレンチレストランでやった。今晩のディナーの会場もそこだ。

チェックインして部屋でシャワーを浴びて一休みした後「ボーセジュール」へ。予約の名前を告げると窓際の席に案内された。うっしーの席からは東京タワーの足が見えたという(オレは窓に対し横向きで座ったので東京タワーは見えず)。

ちゃんとしたフレンチなのでいちいち料理の写真を撮るなどというお行儀の悪いことはしなかった。これは部屋に戻ってから撮影したメニュー。

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白ワインをグラスで注文し、まずは乾杯でメリークリスマス。

最初は食前菜の「アナゴのオペラ」。「オペラ」ってのがなんだかわからないがアナゴでお米?っぽいものがサンドイッチされていて揚げた?オレンジの皮がトッピングしてある。ソースはチョコレート風味。「食前菜」なので量がほんのちょびっと。これが食欲をそそる。

続いて「カスピ海産キャビア 半熟卵とともに」。半熟の黄身の上にキャビアが乗ってる。横にはメレンゲが添えてある。これをスプーンですくっていただく。半熟の黄身はハチミツ(多分)で甘く味付けしてあり、キャビアの塩気と対照的。

続いて「手長エビとホタテのポワレ」。これはキノコをムースにしたソースがウマウマ。ほんのり温かいエビとホタテの温度も絶妙でこれ以上熱くても冷たくてもダメという微妙な加減。これは美味かった。うっしーともこの料理が一番よかったという意見で一致した。

次は「ヒラメのポッシェ ラビオリ包み」。「ポッシェ」が何を意味するのか知らないが、ヒラメとラビオリと野菜とクリーム系のソース。これはまあ普通。

そして口直しにカシス?のシャーベット。サッパリして美味いが、何気にトッピングされてた「白ワインのゼリー」が美味かった。

次はいよいよメインというところで「赤ワインはいかがですか」と勧められたが、既に白ワイン2杯を飲んでいたオレはアルコールがかなり回っており、赤ワインは断念。

そしてメインは「牛ヒレ肉の網焼き フォアグラとトリュフのロッシーニ」。まあロッシーニが何なのかはよう知らんが、要するに牛ヒレのステーキ。これがもう柔らか~で美味いっちゅーの。

あとはデザートとコーヒーで締めて計3時間超。ゆったりと美味しいものを食べてすっかりいい気分。

「お会計は部屋につけておいてくれたまえ」ってな調子で颯爽とレストランを後に。食事の後はちょっとホテルの前を散歩でも、と思ったがその前にコート取ってこよう、ってことで部屋に帰る。

そうだ、散歩の前にトイレ行っとこ…と思いトイレに入ったとこで…

あれ?

あれれれ?

そう、オレは気づいてしまったのだ。

ずっとチャックが全開だったことに。

つづく

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2006.12.24

2006年のクリスマス(前編) ~世界でたったひとつの○○~

さあ今年もクリスマスだ。今年は24日が日曜日で翌25日は平日なので、23日にお泊り&クリスマスディナーのイベントをこなした。ここ数年の恒例だった清志郎のクリスマスライブはお休み。麗蘭のAXもパスして家族サービス?っつーことで。

ところで例年お出かけ前に問題となるのがオレのファッションだ。それなりのお金を払ってクリスマスディナーを食べに行くのでうっしー(ヨメ)もそれなりにオシャレしていくのだが、だけど僕にはピアノが無い。ディナーに着ていく服も無い。ってことで毎年もめごとのタネとなるのである。

一昨年も去年もそれで出かける前に一悶着あったので、今年はやや反省をみせてジャケットだけはこの日のお出かけ用に買っておいた。だもんでオレはそのジャケットに、唯一まともと思われるズボンを履いてうっしーの前に立ちはだかったのだった。

「これでどう?」

オレはてっきり一発OKをもらえるかと思っていたが、意外にもうっしーの反応はそうではなかった。

「全然ダメ。おかしい」

「どこが?」

「なんでジャケットが茶色なのにズボンがグレーなのよ!?」

「ダメなの?」

「変です!!」

「茶色のジャケットにグレーのズボンを履いちゃいけないって誰が決めたんだよ」

「常識的に考えておかしいの!!」

「そんなこと言われても服はこれしかありませんから」

「何で毎年おんなじことするのよ!服が無いなら買っておきなさいよ!!」

「ジャケットは買っておきましたから」

「ジャケット買ったってズボンが合ってなきゃ意味無いの!!」

「じゃあどうしろって言うのよ」

「GAPでもユニクロでも何でもいいからズボン買ってきなよ」

「うっしーを満足させるものを選んでこれる自信はないね!(きっぱり)」

「そんなのなんだっていいんだよ!茶色なら」

「茶色なら何でもいいわけ?」

「そう」

「本当に?」

「大体茶色じゃなくたってさ、黒だっていいんだよ」

「黒もオッケーなの!?」

「そう」

「ていうかジーンズだっていいんだよ」

「ジーンズでもオッケー!?」

「そう」

「…でもグレーはダメ?」

「そうだよ」

「茶でも黒でもジーンズでもよくて、グレーだけはダメ?」

「そ・う・で・す・!」

「じゃ、何か?オレは世界でたったひとつ、ただ唯一禁じられた茶色のジャケットにグレーのズボンっていう組み合わせをしているわけ?」

「・・・・そうだよ」

「わかった。じゃあグレー以外ならどんなズボンを買ってきてもいいってことだな。それなら自信がわいてきたよ」

こうしてオレは近所のGAPまでズボンを買いに走ったのだった。

つづく

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2006.10.07

【雑文】誇り高く生きよう

このところ急に秋らしくなったせいか、うっしー(ヨメ)が体調を崩した。お腹が痛いらしい。

病院に行ったら、たぶん風邪だろうと言われたらしい。しかし、もしかしたら盲腸の前兆かもしれないとも言われたらしい。今後高熱が出てお腹の右側が痛くなったら盲腸だから、慎重に経過を見守るようにと言われたらしい。オレが会社から帰宅すると、うっしーはそう説明した。

夜メシは何が食いたいかと聞いたら、お腹が痛いから消化のいいものがいい、というのでうどんを作ってやった。セブンイレブンで冷凍の讃岐うどんを買ってきて、ダシ汁にカツブシと海苔と梅干を入れてやった。本当は大根おろしを入れると美味いのだが、大雨でスーパーまで行くのが面倒だったので大根おろしは割愛した。

うどんを食べ終えると、うっしーはソファの上で横になり、もういちど盲腸の話をした。

「それで」

オレはうっしーに聞いた。

「盲腸になったらどうしろって?」

「救急車よべって」

うっしーはそう言うと、不安そうに左手を差し出した。オレはうっしーの手を握り返した。

「ねえワタナベ。」

「ん?」

「私…」

「なに?」

「私…………救急車で運ばれるときのこと考えて………










 かっこいいパンツに履き替えた方がいいかな?




 ……人生、後悔はしたくないから……」

雑文

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2006.09.22

【雑文】金魚のフン

小学校6年のときの話である。

詳しい経過は忘れてしまったが、例によって授業中騒いでいたかなんかで、クラス全員が担任の先生からお説教を受けていた。

「まったく、お前たちみたいに、自分で考えないでただ他人の後をついてくよーなのを“金魚のフン”って言うんだよ、わかる?」

当時オレらの担任だった痩せたおばさんの先生が、一人ひとりを見渡しながら、教え諭すように言った。

「人間はさ、うんちすると肛門の筋肉がきゅうぅぅぅってなって、うんちが切れるんだけど、金魚はその筋肉がないから、うんちが切れないでいつまでもつながってんだよ」

真面目で素直な性格のオレは、一人の生徒として熱心に先生のウンコ話…いやいや、ありがたいお話に聞き入っていた。しかし、そんな先生のありがたいお話をさえぎった不届き者がいたのである。

「せんせ~。ちょっとキタナイ話はやめてください~」

当時クラス一のブリッ子(死語)という誉れ高かった女子が、そう言って話を止めたのである。これには、温厚なオレもさすがに頭にきた。

こっここここいつは先生の話をなんだと思っているのだ。先生の大事な話を「キタナイからやめてください」とはなにごとか。オレは怒りのあまり思わず立ち上がった。そうだ、ここは一発ヤツにガツンと言ってやらなければならぬ。オレはその女子に向かってこう言ってやった。

バカヤロウ!先生の話を何だと思ってるんだ!キタナイとかそういう問題じゃないんだよ。話を聞きたくないならお前が出て行け

オレの剣幕に驚いたのか、その女子は唖然としてこっちを見ているだけだった。教室にはヤツのせいで崩れかけた緊張感が再び戻ってきていた。


「…さあ先生」

オレは先生の方へ振り向くと、にっこり笑ってこう言ったのだった。

「どうぞウンコ話を続けてください」

雑文

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