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HOWLING LIVE/泉谷しげる with LOSER


VDR-1533/1988.07.21

01. 長い友との始まりに
02. のけものじみて
03. メディア
04. TATTOO
05. ルーザー
06. 野良犬
07. 黒いカバン・パート2
08. 春のからっ風
09. 褐色のセールスマン
10. 国旗はためく下に
11. つなひき
12. 野性のバラッド

 泉谷しげるが「チキショーRCカッコいいな、オレもああいうのやりてえな」とかなんとか言って集めた(らしい)バンド“LOSER”をバックに汐留PITで88年に行ったライブを記録したアルバム。

 オレは泉谷しげるに特段の思い入れはないんだけど、なんでこのCDを買ったかというと、バックバンド"LOSER"のメンツが凄いのだ。日本屈指のドラマー村上ポンタ秀一、ベースが最近はKINKI KIDSのテレビ番組で有名な吉田健、ギターがルースターズの下山淳と、そして我らが仲井戸"CHABO"麗市の超豪華メンバー。野球に例えるならローズ、小久保、清原、高橋由伸を揃えたジャイアンツであり、サッカーに例えるならロナウド、ベッカム、ジダン、ロベカルを揃えたレアル・マドリーであり、ロボットアニメに例えるならマジンガーZ、ゲッターロボ、コンバトラーV、ガンダムが一堂に会したような、まさにロック界の「史上最強打線」とも「銀河系軍団」とも「スーパーロボット大戦」とも言えるメンツを集めた驚愕のバンドなのだ。

 ぶっちゃけフロントマンの泉谷しげるが一番たいしたことないのであって、オレの興味も泉谷のバックでチャボがどんなプレイをしてるのかという点に注がれていた。なにしろこのライブが行われたのは88年であり、個人的にはこの頃のチャボのギターの音(「コブラの悩み」やテレビ放映されたRCのライブで聴いた)が最も好きだ。

 LOSERに関しては、89年末のロックンロールバンドスタンドのテレビ放送でLOSERを観て(曲は、「野性のバラッド」で、その時はもうチャボはいなくて、ギターは下山淳だけだった)、カッコいいなあ、チャボがいた時はもっとよかっただろうななんてことを思ったりしたわけなんだけど。

 で、このCDでは主に左のスピーカーから聞こえてくるのがチャボのギターなのだが、これがまた期待通りにカッコいい。ゴツゴツとしたチャボのギターをカタカナ4文字で表現すると「ガギガゴ」って感じだとオレは勝手に思っているのだが、まさにガギガゴなチャボが全開なのだ。歌のバックでザクザクとコードを刻むプレイも、アルペジオをパララとやるプレイも、間奏のギターソロも、みんなガギガゴ全開バリバリ。最近は自分で歌って弾いてるが、ギタリストに徹するチャボもめちゃめちゃカッコいい。

 エラそうなこと書いたがルースターズは聴いたこと無いんで、下山淳の演奏を聴くのはこれが初めてだ。下山淳といえば昔ギターマガジンかなんかのインタビューで「ステージの前に出て12フレットより上のポジションでチョーキングするのって『オレのチンチンデカいだろ』って言ってるみたいでカッコ悪いでしょ」みたいなこと言ってたのが印象に残ってる。で、実際プレイを聴いてみて、納得。チンチンの大きさを自慢しない男(笑)、下山淳。侮れないギタリスト。

 一応フロントマンの泉谷にも言及しておくと、「春のからっ風」「野性のバラッド」とか曲もいい。でも、バックの演奏がカッチョよすぎるんだよなあ。思わずDVDも買っちゃったよ。なんか、どの曲か忘れたが、チャボがチョーキングしながら右手を挙げるところがあるんだけど、それがめちゃめちゃカッコいいのよ。ほんとになんてことないアクションなんだけど、スゲーかっこいい。このシーン見るだけでDVD代の元とれてるね。

 いやしかし、このライブを生で見れた人はうらやましい。

 そんなわけで、ガギガゴなチャボが堪能できる1枚。いやマジかっこええ。


■リンク
銀座Bar ZEPマスターの独り言

ロックな日々

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コメント

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投稿: MaddoxJanelle30 | 2012.01.30 06時32分

デビューしたての泉谷しげる氏の腐れ縁的なファンです。
あの、ルーザーを造ったのは村上ポンタ氏の、泉谷氏への熱い思いからですよ。大将と古い仲間達から呼ばれていた泉谷氏に、大将、大将もいい歳なんだし大人の為のロックをやりませんかって!で、二人でメンバーを決め、ベースには泉谷氏の昔からのバンドやレコーディングに参加していた吉田健氏、ギターは掛かれていた通り!で、最終的にドラムを誰にするか?そこで、パンタ氏が大将、俺では駄目ですか?って。泉谷氏は大慌て!当時ポンタ氏はあの矢沢永吉氏のドラマー件バンマスだったからです。でもポンタ氏の熱い気持ちからルーザーが誕生したんですよ。
泉谷氏は昔から天才ドラマーつのだヒロ氏、ギタリストの高中正義、加藤和彦氏ら泉谷氏の曲に惚れこんだ仲間たちに愛されて、レコーディングをして来てました。フォーク時代の詩は誰にも書けない優れた物が多数。
ルーザーを結成した当時に無理矢理声を演奏に負けない様に一オクターブあげて挑んだんですよ。結果、ライブ時に日に寄って声が出無い、音が合わない時もありましたし、演奏が気持ち良く過ぎて、二番の歌詞に行くのをチャボがギターで急かしたり。結局は造ったポンタ氏のライブ後の悪行から解散となりました。チャボ氏が約三年で抜けた理由は、ここにいると気持ち良過ぎて自分の活動が出来ないって理由からです。お時間があれば泉谷氏のフォーク時代の曲と詩を聞いてみて下さい。

投稿: オヤジだ | 2017.01.09 22時28分

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