ずいきの涙/BO GUMBOS

ずいきの涙~ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング
ESCB1594/1995.05.21

01. ダイナマイトに火をつけろ
02. 泥んこ道を2人
03. トンネル抜けて
04. 魚ごっこ
05. 夢の中
06. ポケットの中
07. 夜のドライブ
08. 絶体絶命
09. 憧れの地へ
10. もしもし!OK!!
11. 助けて!フラワーマン
12. 見返り不美人

 BO GUMBOSのライブテイクを集めたベスト盤。おそらくBO GUMBOSの解散直前くらいにリリースされたものである。BO GUMBOSといえばなんといっても1stアルバム「BO&GUMBO」なのであるが、はるか昔友達に貸したまま返ってこなくて、いま手元にこれしかないもんでこれのレビューを書いてるわけ。ていうかオリジナルアルバムも1stしか聴いたことないんだけど。

 で、1stしか聴いたことないのにこんなこと言うのもアレですが、BO GUMBOSって結局 1stアルバムを超える作品を作れなかったバンドという印象がある。まあそれだけ1stが素晴らしかったとも言えるんだけど。実際このベスト盤も半分以上1stアルバムの曲なわけで、たぶん真面目なファンの評価も同じようなもんじゃないかと思うのだがどうだろう。

 さて、このアルバムはいきなりオレの一番好きな「ダイナマイトに火をつけろ」から始まる。社会にツバ吐く歌である。社会に向かって「クソくらえ!」っていうのは非常にありがちで分かりやすいロックのテーマなんだけど、もうこういう分かりやすいの大好きなんで。

 で、昔さんざんスタジオ盤を聴いたはずなのに、「ダイナマイト~」の出だしを聴いて「あれっKYONってこんないいギタリストだったっけ」って今さら思った。KYONといえば「魚ごっこ」や「見返り不美人」のピアノの印象が強く、実際他のミュージシャンの作品で客演するときもキーボーディストとしての参加がほとんどだ。でもこのアルバムの「ダイナマイト~」のギターはちょ~カッコいい。たぶんスタジオ盤より全然いい。なにしろカッティングが心地よすぎる。この曲だけでなく「泥んこ道~」や「フラワーマン」の16ビートのカッティングもいい。こんなカッコいいギタリストだったんだ、KYON。

 もちろんKYONがピアノを弾いてる曲もいい。「夢の中」はどんとの泣きのギターとKYONのピアノにどんとの歌が切なく響く名演だ。「欲しい物はいつでも遠い夢の中」ってフレーズが胸にズンとくる。どんとの声が説得力満点。

 これ以外のどの曲もライブの勢いがストレートに感じられる。圧倒的な演奏力とともにライブバンドであることが証明される。くっそ~1回くらいライブ見ておくんだった。

 あ~こんないいバンドだったんだ、BO GUMBOS。もっと真面目にファンやればよかった(オレこんなんばっか)と後悔の念を起こさせる1枚。

ロックな日々

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