梅津和時プチ大仕事2010春「清志郎を支えたバンドマンの愛と誇り」/Nice Middle & New Blue Day Horns

もうブログ更新ずっとサボってたけど、久しぶりに興奮したから書いちゃう(笑)。2010年3月19日、新宿PIT INNの梅津和時プチ大仕事に行ってきた。

いやー素晴らしかった。主のいないバックバンドになってしまったNice Middle with New Blue Day Hornsだけど、彼らは単独でも十分に楽しかった。

新宿ピットインでの梅津さんの「プチ大仕事」、オレは2005年にチャボが出たとき以来5年ぶり2度目の来日です。チケットの整理番号は30番だったのでなんとかイスをゲット。ステージ全体が見渡せるイイ席です。お客さんはギッシリで、イス席の後ろは押すなへすなの満員電車状態。

定刻過ぎにメンバー登場。中央に梅津さん、その向かって右手に片山広明、渡辺隆雄、左手に三宅伸治、後列は左からきたろーさん、江川ゲンタ、右奥が厚見玲依。Nice Middle with New Blue Day Horns勢揃いです。チケットやチラシの表記はNice Middle 「&」 New Blue Day Hornsだったけど、オレにとってはNice Middle 「with」 New Blue Day Hornsなのです。

で、てっきり例のファンファーレで始まるのかと思ってたら(もしかして司会の謎の男ツタオカ氏も出るかも?なんて思ってたけど)、三宅のメンフィスソウルっぽいギターリフから始まったのは「I Can't Turn You Loose」。まさにショーが始まるぜ!って感じ。

曲が終わると梅津さんがあいさつ。清志郎の作ってくれたバンドを続けていきたいとか、ここはPIT INNなんで緩くやりますとか、チャボ君は3時間ぶっつづけでやるんだけど私たちそんな体力ないんで途中休憩を入れますとか、そんな話。

オープニングはインストだったけど2曲目からは三宅の歌でソウルのカバーを日本語で。2曲目は知らない曲だったけど、こちらのレポによると「Hard To Handle」とのこと。続いて「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa 」。これは客席とのコール&レスポンスがソウルっぽい。やっぱホーンセクションありのバンドでソウルっぽい曲は楽しい。

で、梅津さんが、RCのいい曲はたくさんあるんだけど、伸ちゃんが清志郎と一緒に作ったいい曲もたくさんあって、今日はそういう曲をいっぱいやります、みたいな話があって、「Remember You」。きたろーさんのコーラスがキマってた。あと第1部では清志郎アルバム「GOD」から「春の嵐」と「君を信じてる」、あと「KING」の「胸が張り裂けそう」をやって、この辺の曲は歌詞が、君を忘れないとか、僕は待っているよもう一度会える日をとか、寂しくはないさとか、おまえのこと思うと胸が張り裂けそうだとか、そういった系の詞が連発だったのでグググときた。

第1部は「君を信じてる」で終了。20分の休憩。

第2部はインストの「Shake」から。2曲目は曲名がわからなかったけど梅津さんが「MGsとメンフィスホーンズの曲です」みたいなこと言ってた気が。これもインスト。メンバーでソロ回した後、お客さんにもソロ?回されてお客さんみんなで「イエー!!」とか「わーーー」とか叫ぶ。楽しい。

中盤、梅津さんが、RCの名曲もひとつ、みたいなこと言うと江川ゲンタがスティックでカン、カンとゆっくりカウント。このテンポは「いい事ばかりはありゃしない」だ!で、ホーンのイントロ。てっきり三宅が歌うのかと思ったら「いい事ばかりは~」と歌い出したのはなんとドラムの江川ゲンタ。ドスの効いた声でネチっこい歌い方。これが何気によかった。2番以降は順に、きたろー→厚見→片山→渡辺→梅津の順番でボーカルを回してた。片山広明はグダグダだったけど、他はそれないに味わいが。

「ベートーベンをぶっとばせ」でNew Blue Day Hornsが順に客席に乱入(三宅も乱入するかと思ったが、三宅は乱入なし)した後は、三宅が右手を挙げて「JUMP」のイントロを弾き出す。これまで座ってたイス席のお客さんも半分以上立った。オレも立ちたかったけど、席が狭くて立てなかった。でもジャズの殿堂PIT INNでみんなでジャンプ。「いやーまさかPIT INNでJUMP演るとは思わなかった」と梅津さん。

本編のラストはこの日のために三宅が書いた新曲「ボスのソウル」。何日何ヶ月経っても忘れない、みたいなバラードでした。

アンコール1発目は、「この曲はインストで演ろうと思います。歌は皆さん歌ってください」という梅津さんの言葉で「スローバラード」。梅津さんがボーカルパート吹いてましたが、客席から大きな歌声。間奏は三宅のギターソロ、後奏は梅津さんのソロでシビれる演奏でした。

スロバラが終わると、バスドラのドンドンドンドン…というリズム。これはもちろん「上を向いて歩こう」ですがイントロのかけ声は梅津さんが「日本の有名なジャズナンバー!」で始まりました。三宅、梅津さん、江川ゲンタがみんなそろって歌ってた。メロディは清志郎風じゃなくて坂本九のオリジナルバージョンのメロディに近かったけど(三宅だけは「上を向いて」の「う」を清志郎風に外して歌ってた)。間奏はきたろーさん、江川ゲンタを含めて全員が順番にソロ。

最後はもちろん「雨上がり~」。これはさすがにオレも立ちました。

いやーすばらしいライブだった。こういうのが観たかったんだよオレ。満足。大満足。ライブ始まる前は全編清志郎ソングで押し通すのかと思ってたら、清志郎のステージではやったことのないソウルのインストとかも混ぜてチラっとオリジナリティを出してるところとか、清志郎がいなくてもナイスミドル続けていくんだ!っていう意志表示のように感じました。これならNice Middle 「&」 New Blue Day Hornsでいいと思ったよ。

こういうのまたやってほしいなあ。ゲストのボーカルとかいらないから、ナイスミドルのワンマンで。十分にすばらしくて楽しいバンドなんだから。

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まだまだ完全復活祭

まだまだ完全復活祭で引っ張ります。

清志郎の復活が嬉しいのはもちろんなのだが、「完全復活祭」のチャボがカッコいーことありゃしないったらもう。

オレはてっきり、チャボは1曲目から最後までず~っとステージにいるんだと思ってたから序盤の「夢助」ナンバー連発のときは、元気な清志郎の姿を見れて嬉しい半面、チャボがいつ出てくるのか気になってしょーがなかった。

そしたら「いい事ばかりはありゃしない」であの登場の仕方でしょ。もう完全にヤラレ。

あの「いい事」はいつもと違うアレンジっていうか清志郎がアコギでコード弾いてるだけだったから、この曲が「いい事」だってすぐにはわからなかった。でも聞きなれたコード進行に「これは『いい事』だ」って気付いたか気付かないかっていう何とも言えぬタイミングで聞こえてきたブルースフィーリング満点のソロギター。照明が落とされたステージに、左からゆっくりと、ギターを弾きながら歩いてくる人影。

もうシビレました。濡れ濡れです。

最近小さいライブハウスで観るチャボは結構フランクなんだけど、武道館の大きなステージで観るチャボはストイック感が増大してカッコよすぎ。も~、「抱いて!」って感じですよアナタ。

なんか、いつだったか渋谷陽一が、「小さいライブハウスで演るチャボもいいんだけど、オレはもう一度、武道館で歌うチャボが観たいんだよ」みたいなこと書いてた気がする。これはオレも、ほかのチャボファンもみんなきっと思っていたことなんだと思うけど、実現してよかった。やっぱバンドでギター弾くチャボはサイコーだわ。

また観たい…「plus 仲井戸"CHABO"麗市」。

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忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館

そしてその日はついにやってきたのだった。

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2008年2月10日。忌野清志郎完全復活祭。2005年のクリスマス以来のワンマンライブ。2年ぶり、実に2年ぶりのワンマン公演。

今週はもう、月曜日あたりからソワソワ。週末の日曜には武道館だ!って言い聞かせて仕事がんばりました。

九段下の駅に着いたのは17:15くらい。もはや武道館に向かう人の群れがスゴイ。オレ実は武道館初めてなのだ。キンチョー。今日の席はAブロックのステージほぼ正面。かなーりいい席。

18:10過ぎ頃、ついに開演のアナウンス。もうお客さんは清志郎がどこから出てくるのかとキョロキョロしながら、既にアンコールのような熱気で手拍子と声援。早く来い来い、出て来い清志郎!って感じ。

18:15頃、場内暗転。「君を呼んだのに」のSEとともに、ステージ上部のスクリーンに、清志郎の写真が映し出される。

抗ガン剤を打って間もないころなのか、髪の毛が抜けてツルっぱげになった写真。モノクロ。

正直ちょっと痛々しい。やっぱりガンってのは大変な病気なんだ。でも、写真は次々と入れ替わる。どうやら時系列で日をおって段々今に近づいてるみたいだ。髪の毛が徐々に生えてくる。髪の毛が生え揃った写真になったとき、場内からは「おおー」という歓声。写真はさらに入れ替わる。髪の毛はさらに伸び、メイクもばっちりキメて「忌野清志郎」に。で、シーンが変わって病院のベッド。清志郎が目覚める。退院して病院を出ると、歩くたびに派手なスーツ、ブーツと服装が派手になり、それまでモノクロだった画面もカラーに。

いよいよ始まる!

この間にバンドのメンバーがステージに出てきていた。ん、まだチャボはいないみたい。で、いつものファンファーレから謎の男登場。「お待たせしました、完全復活です!忌野清志郎ー!」という呼び込みから1曲目は「JUMP」!まーまー、そうだろうと思ってたけど予想通り「JUMP」!

清志郎はマント羽織って登場。いつものようにステージを練り歩き、そしていつものように歌いだす。そして歌いながら、広い武道館のステージを動き回る!

もうオレ、清志郎出てきたら泣いちゃうかと思ったけど、そーでもなかった。正直、9月のAXの三宅のライブの「JUMP」のイントロ聞いたときの方がウルっときた。

でも、武道館の清志郎は、2年ぶりワンマンの清志郎は、相変わらずフツーにカッコよかったのだった。相変わらずのカッチョよさだった。

序盤は「夢助」ナンバーを中心に。「誇り高く生きよう」とか「涙のプリンセス」とか、CDのスティーブ・クロッパーたちの演奏もいいけど、NICE MIDDLEの演奏もいい。2曲歌い終わったところで清志郎のMC。「応援してくれたすべての奴らに感謝します!」

そして「デイドリーム・ビリーバー」が終わったところでステージが暗転。清志郎がアコギを持ち、コードをジャカジャカと引き始める。ん…?なんか聞き覚えのあるようなこのコード進行は…「いい事ばかりはありゃしない」だ!するとブルージーなエレキの音色とともに、ステージ左手から誰かが歩いてくる…ってもうチャボに決まってんだけどさ!!いやもう、演奏が始まったときチャボがいないから、いつチャボが出てくんのかとソワソワしてたんだけど、もうこのチャボの登場シーンのカッコいいこと!!!サビをワンマイクでハモる姿なんかー見せられた日にゃ、もう辛抱たまらんわけですよアナタ。

ここからはRCナンバー中心に。「君僕」に、チャボの「チャンスは今夜」。「僕の好きな先生」は最後に古井戸の「さなえちゃん」のフレーズを挟んだり。超意外だった「私立探偵」に、「多摩蘭坂」。ふたたび「夢助」から「毎日がブランニューデイ」(オレの脳内では最近この曲がグルグルしてたので、こないだコードを耳コピならぬ脳コピしてしまった)をはさみ、清志郎がひっこんだところでチャボが「何か記念になる曲を、ってことで初めて2人で作った曲」と言って「コーヒーサイフォン」。レゲエ調のアレンジだった。

で、「GOD」で清志郎ふたたび登場。もっとチャボや三宅が何曲か歌って清志郎はしばらく休んでるのかと思ったら1曲ひっこんだだけで登場だ!すごいよ清志郎!オレより体力ある!

終盤、「スローバラード」をはさんで、今回のハイライト「激しい雨」。イントロの単音フレーズはチャボ。間奏はCDでは清志郎のハーモニカだったが今日はチャボのギターソロ。まさにいま武道館ではRCサクセションが聞こえる、RCサクセションが流れてるのだ。

チャボがギターをグレコ仲井戸モデルに持ち替え、「ドカドカ~」のイントロ。間髪入れず「気持ちE」で最後はやっぱり「Baby何もかも」。マントショーもたっぷりやって、布団ショーの後、コーちゃんのビシバシうなるドラムでお目覚め。清志郎ステージに引っ込み本編終了。

アンコールはまずバンドのメンバーが登場。チャボがマイクの前に立ち、「清志郎にはこれからも歌って貰わないと困る!」と客席を煽り清志郎コールを要求。そして「清志郎復活祭によォーこそ!」と叫ぶときたろーさんが、ボボンボンボンボン ボボンボンと「あの」イントロを!ここで「よォーこそ」か!!いやいや、今日はもしかして1曲目が「よォーこそ」かなと期待してたら「JUMP」だったんだけど、ここで「よォーこそ」やるとは!チャボとコーちゃんを歌詞つきで紹介した後、ゲンタ、きたろー、厚見、三宅の順番でソロを回す簡略化?バージョン。清志郎の「ガガガガ」も健在。

いやーもうこっからまた1時間くらいやるんじゃないかと思っちゃった。

しかしまあそんなはずもなく、「Rock Me Baby」をはさんで清志郎の「OK、チャボ!」というコールから「雨あがり」。RC後期からチャボは「雨あがり」のイントロを引っ張ってなかなか弾かないというワザ?を多用してたけど、この日はそんなにタメずにこれまでの勢いそのままに。

しかし清志郎、ライブが進むに連れて声がドンドン出る出る。正直スタミナが心配だったけど全然パワフル!

演奏終了後、客席に向かってメンバーとあいさつ。

メンバーがステージ袖に引っ込んでいくなか、清志郎がステージに残っていると執事のシャブちゃんがギターを持ってきた。

最後に1曲、清志郎ひとりで弾き語り。何をやるのかと思ったら「夢のような ことばかり~」と歌い出したのは「Like a dream」。「夢を信じて」って歌う姿に、いやいや、人間、どんな状況に陥っても諦めたらダメなんだと、つくづくそう思った。

そんなわけで清志郎、これからもヨロシク頼むぜ。お願いだ。


■セットリスト
2008.02.10 忌野清志郎 完全復活祭 日本武道館
忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸"CHABO"麗市
(Vo.忌野清志郎、G.三宅伸治、B.中村きたろー、Key. 厚見玲衣、Dr.新井田耕造、Dr.江川ゲンタ、A.Sax.梅津和時、T.Sax.片山広明、Tp.渡辺隆雄、G.仲井戸"CHABO"麗市)

01.JUMP
02.涙のプリンセス
03.誇り高く生きよう
04.ダンスミュージック☆あいつ
05.NIGHT AND DAY
06.デイ・ドリーム・ビリーバー
07.いい事ばかりはありゃしない (以下、plus チャボ)
08.君が僕を知っている
09.チャンスは今夜 (Vo. チャボ)
10.ぼくの好きな先生
11.私立探偵
12.多摩蘭坂
13.毎日がブランニューデイ
14.コーヒーサイフォン(Vo. チャボ)
15.GOD
16.スローバラード
17.激しい雨
18.ドカドカうるさいR&Rバンド
19.キモちE
20.Baby何もかも

Encore
01.よォーこそ
02.ROCK ME BABY
03.雨あがりの夜空に
04.LIKE A DREAM

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忌野清志郎のアルバム

こないだの「音楽誌が書かないJポップ批評」に清志郎のアルバムレビューが載ってるのを読んで、「よーし、オレも書いちゃる!」と思ったので1枚ずつ書くことにする!書くったら書く!

1982.11.25 DANGER(Dr. UMEZU BAND + KIYOSHIRO)
1985.07.20 DANGER II(DANGER)
1987.02.25 RAZOR SHARP
1987.06.05 HAPPY HEADS(忌野清志郎 & THE RAZOR SHARPS)
1989.11.08 TIMESRS(THE TIMERS)
1991.07.19 日本の人(HIS)
1992.03.25 MEMPHIS
1992.06.24 HAVE MERCY!(忌野清志郎+Booker T & MG's)
1992.11.01 GO GO 2・3's(忌野清志郎 & 2・3's )
1993.06.16 abcd
1993.10.27 Music From POWER HOUSE(忌野清志郎 & 2・3's )
1994.09.16 MAGIC
1994.12.07 GLAD ALL OVER(忌野清志郎 & 仲井戸麗市)
1995.04.26 復活!!The Timers(THE TIMERS)
1995.12.07 不死身のタイマーズ(THE TIMERS)
1997.03.03 Hospital(Kiyoshiro meets de-ga-show)
1997.07.24 GROOVIN' TIME(忌野清志郎 Little Screaming Revue)
1998.03.25 GOODBYE EMI
1998.10.14 RAINBOW CAFE(忌野清志郎 Little Screaming Revue)
1999.07.28 RUFFY TUFFY
1999.09.22 冬の十字架(忌野清志郎 Little Screaming Revue)
2000.07.07 夏の十字架(ラフィータフィー)
2000.11.11 秋の十字架(ラフィータフィー)
2003.07.02 ちんぐろ(LOVE JETS)
2003.11.19 KING
2005.03.20 GOD
2006.10.04 夢助

(特に記載が無いものは忌野清志郎名義)

RCサクセションのアルバムは、また後で。

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音楽誌が書かないJポップ批評45 忌野清志郎のブルースを捜して

音楽誌が書かないJポップ批評 (45)
音楽誌が書かないJポップ批評 (45)

近所の本屋にふらりと立ち寄ったら売っていたので買ってみた。

しかしまあ、このシリーズは「音楽誌が書かない」とか大層なタイトル掲げてる割に内容はたいしたこと無いですな。うっしー(ヨメ)はこれを読んで「みんながみんな清志郎を賛辞していてキモチ悪い」と言っていた。そうだよなあ。こんな中途半端な清志郎賛歌みたいんじゃなくて、もうそれこそ清志郎をクソミソにコキおろすとか、そういう本の方が、ファンの「ケッ、こいつわかってねーな。清志郎のよさを分かってるのは俺だけさ」っていうような優越感みたいのを引き出せるんじゃねーか。だーいぶ昔の「音楽誌が書かないJポップ批評」に清志郎批判みたいな記事が載ってた記憶があるけど、あれの方がインパクトあったね。

しかしまあ、昔の「宝島」のグラビアや記事がちょっと載ってて懐かしい!よく立ち読みしたぜ宝島。しかしまあ、当時の清志郎はえらい若いな!対照的にチャボはあんまり変わってない気がする…いったい何食ってんだ?チャボ。不老の秘薬ドリンクとか飲んでるんじゃねーだろうか。

で、清志郎。基本的に童顔なんだなあ。すっぴんに近いグラビアの写真見ると高校生みたいだ。30代半ばくらいなのに…。90年のRCラストイヤー(清志郎39歳)の宝島の写真みても、やっぱり童顔。あれだけ派手なメイクしてたのもうなづけるな。ロックにしちゃかわいすぎるもん。

この本には年表とかアルバムのレビューとかいろいろ載ってるけど、間違いも多いぞ。てゆうかいきなり表紙からして間違ってる。RCのデビューは71年じゃなくて70年ですから…!!

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まだまだ夢助

まだまだ夢助、いいなあ。

三宅伸治との共作、「涙のプリンセス」がイイ。「夢助」の中では一番ストレートにポップだ。やっぱり、現にいま、「ファンが聞きたい真っ当な清志郎」を引き出せるのは三宅伸治をおいて他にいないのではないか。もちろんチャボとの共作というのもファンにとっては魅力的ではあるのだけれど、ファンが聞きたい方向、より正しい方向に清志郎を導いているという点では、三宅伸治に軍配が上がるだろう。それはたぶん、三宅伸治が、いま一番清志郎のそばにいるミュージシャンでありながら、純粋にものすごく清志郎ファンであるからだろう。

三宅伸治公式サイトの10月25日のメッセージを読むと、それがはっきりと伝わってくる。「激しい雨」と「毎日がブランニューデイ」の2曲を、清志郎+チャボ+新井田コーちゃんと一緒にデモを録った(このメンバーだとたぶん三宅はベースを弾いたのだろう)ということが、どんなに嬉しいことだったかというのがよく分かる。

ちなみに三宅伸治も言ってるが、このテイクもぜひ聞いてみたい…。

なんだか清志郎の病状については、ちらほら前向きな話題も聞こえたりして、期待もずんずんと膨らんでいる。三宅伸治の夢が、そしてオレたち一般ファンの夢がかなうことを祈りつつ、今日もまた夢助を聴こう。

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さらに夢助

夢助、やっぱいいなあ。

スティーブ・クロッパーの演奏はいいな。控えめなところがいい。清志郎の歌をうまく引き立ててるっちゅーか、しっかりサポートしてるっちゅーか。3歩下がって夫を立てる妻のようだ。もうとにかくスティーブのギター、音ちっちゃいよ(笑)。

でもキメてるところはキメてるっちゅーか、「温故知新」のイントロなんかシビレちゃうんだよね。ええなー。

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もっと夢助

夢助、いいなあ。

「誇り高く生きよう」がイイ。これ1曲目なのはすごいなあ。言ってみりゃ収録曲の中で一番メンフィスっぽくないっつーかメンフィスサウンドから遠い感じがするんだけど、一発目にこれをもってきたのはすげえなあ。なんか地味なイントロなんだけど、ジワジワくるなあ。クロッパーはじめバンドの演奏もたいしたことないようでジワジワいいなあ。

まだまだジワジワくるよ。

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夢助/忌野清志郎

夢助/忌野清志郎
夢助

UPCH1520/2006.10.04

01. 誇り高く生きよう
02. ダンスミュージック☆あいつ
03. 激しい雨
04. 花びら
05. 涙のプリンセス
06. 残り香
07. 雨の降る日
08. THIS TIME
09. 温故知新
10. 毎日がブランニューデイ
11. オーティスが教えてくれた
12. NIGHT AND DAY
13. ダイアモンドが呼んでいる
14. あいつの口笛

結局2006年の夏は終わらないまま秋になってしまった。

そして、あの7月13日の衝撃以来ひとつの心の寄りどころであった10月4日が淡々とやってきたのだった。オレは「夢助」を手に入れた。

そこには、いつもと変わらない清志郎がいた。リキみなどはみじんも感じられなかった。清志郎はいつものように、軽く風を切っているようだった。「Memphis」以来の外国人バンドとの海外レコーディング。スティーブ・クロッパープロデュースのナッシュビルレコーディングだ。確かに音は「Memphis」と似た感じでカラッと抜けているが、清志郎は相変わらずいつものとおりだった。

力強く何かを訴えるわけでもなく。

悲しみにくれるわけでもなく。

いつもどおりにラブソングを歌っていた。愛と平和、そして夢を歌っていた。

これは決して最高傑作なんかではなく。肩の力を抜いた、いつもどおりの今現在の忌野清志郎の歌だ。オレはちょっと安心して、そしてちょっと切なくなった。

■□■□■□

清志郎とクロッパーといえば92年の「Memphis」。これは1曲目の「Boys」でガツーンと来た記憶があるけど、今回の「夢助」は、「誇り高く生きよう」で地味に幕開け。しかし、ジワジワ、ジワジワとゆっくりしみいる感じ。イケイケロックンロールは無い。「RCサクセションが聴こえる」というサビで注目度が高いであろう「激しい雨」もそんなにイケイケではない。アップテンポというよりはミディアムテンポの曲が多い。

でもどの曲も、ジワジワと、じっくりとしみ入ってくる。

そして清志郎の詩はいつになくストレート。で、ちょっと切ない。でもこの「切ない」という部分は単に聴き手であるオレの気持ちの持ちようの問題かもしれない。もし2006年の夏が、あの日比谷野音の夏がちゃんと完結していたら、オレはこれらの詩を「突き抜けている」と感じたかもしれない。でも今は「ちょっと切ない」としか言いようがない。

そんなわけでオレはこれらの歌をジワジワと噛みしめている。ゆっくりと味わっている。

清志郎が戻ってくるまで、あせらなくてもまだもう少し時間があるはずだから。

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GLAD ALL OVER/忌野清志郎&仲井戸麗市

グラッド・オール・オーヴァー
忌野清志郎&仲井戸麗市
グラッド・オール・オーヴァー
TOCT-8658-60/1994.12.07

(disc 1)
01. よそ者
02. ボスしげてるぜ
03. たとえばこんなラヴ・ソング
04. 忙しすぎたから
05. ダーリン・ミシン
06. 夏の色調
07. お弁当箱
08. 甲州街道はもう秋なのさ
(disc2)
01. よォーこそ
02. ロックン・ロール・ショー
03. 君が僕を知ってる
04. スウィート・ソウル・ミュージック
05. いい事ばかりはありゃしない
06. ハイウェイのお月様
07. 君を呼んだのに
08. エンジェル
(disc3)
01. ステップ!
02. 上を向いて歩こう
03. トランジスタ・ラジオ
04. ドカドカうるさいR&Rバンド
05. スローバラード
06. チャンスは今夜
07. 雨あがりの夜空に
08. キモちE
09. 夜の散歩をしないかね

94年8月に日比谷野音で行われた事実上の「RCサクセション解散コンサート」を完全収録したライブ盤。ま、名義は「忌野清志郎&仲井戸麗市」なんだけど、梅津片山と合わせてRC+BlueDayHornsの4/7が集結しているのだ。

91年1月にRCが「無期限活動休止宣言」をしてから清志郎とチャボが共演するのは4年半ぶり、しかも会場はRCのホームグラウンド、日比谷野音。ってことになれば当然行かないわけにはいかないぜ!…と思ったのだが…。当時、ファンクラブにも入っておらず、チケットのインターネット購入も無かった時代。家のダイヤル式(古っ!)の電話で一生懸命ぴあに電話したものの、チケット取れなかった……。悔しい。

しょうがないのでオレはこのCDと、一緒に出たビデオでガマンしたのだった。

出だしは清志郎とチャボのアコースティックセッション。1曲目は「よそ者」。「オレ達、よそ者」ってエエな。全然よそ者じゃなくてバリバリ主役なんだけどヒネてるようなテレ隠しのようなこの選曲。アコースティックセッションでは、チャボが歌う「忙しすぎたから」、麗蘭の「夏の色調」、ニーサンズの「お弁当箱」とか目新しめの曲がよい。アコースティックセッションは「甲州街道はもう秋なのさ」で終わり。

バンドスタイルにチェンジ。もう後は「よォーこそ」から始まってヒット曲つまりRCナンバー連発。で、やっぱりバンドでエレキを弾くチャボはカッコいいな、と。

それに尽きる。

やや引き気味のプレイだけど、出るとこは出るっていうメリハリがあっていいんだな。ガキーンとかき鳴らすコード、ザクザクとしたカッティング、ゴツゴツとしたソロ。

今年、2006年の野音ではどんな演奏を見せてくれるのか…。

その前に、チケット取れるかな…。

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