仲井戸"CHABO"麗市 MY WAY 2007 LIVE@江古田マーキー

5月20日、江古田マーキーでチャボのソロライブを観た。

江古田マーキー、キャパ100人ほどの小さなライブハウスで、チケット販売はファンクラブのみで限定100枚だったらしい。イス席が70弱あったが、オレは整理番号70番台で立ち見。

ほぼ定刻にチャボ登場。グレーのパーカーにベレー帽。「今日はスカしててもしょうがないから」と言って「ちゃらららららららららららら ダーダン」というおなじみ?のイントロで「Sweet Home 江古田マーキー」。出だしからブルースを3連発くらい。客席の反応も上々で、「なんか今日は陽気だな」とか「すげー、シカゴみたいだ」なんて感じ。

中盤に企画コーナー?でまずは「他人に提供した楽曲コーナー」。竹中直人の「Holiday」(チャボも「Present#4でCD化」)、夏木マリの「ビソウツキー(?)」、矢野真紀の「Good Time」を演奏。「ビソウツキー」の前にやったビソウツキーのモノマネ(?)に思わずバカうけ。

企画コーナーパート2は「カラオケコーナー」で、打ち込みをバックにオフィシャルサイトで販売してる「CHABO BAND LIVE 1998」から3曲。特に最初の2曲はエレキに持ち換えてソロ弾きまくり!という感じでカッコイイ。オレが一番シビレたポイントはここでした。

本編ラストは「風樹」という新作?ポエトリーリーディングからそのまま「ガルシアの風」へ。オレ、チャボのポエトリーは反対派なんだけど、この日の「風樹」~「ガルシアの風」の流れはドラマチックでスゲーよかった。

アンコールもしっかり5曲。「Feel Like Going Home」では再び打ち込みをバックにストラトでスライド。

以上2時間半、チャボにしては短めのライブだったけど、体力の衰えを感じつつあるオレにはちょうどイイ感じだった。

しかしチャボは永遠に若いな。いったい何を食ってるんだ。


■セットリスト
2007.05.20 仲井戸麗市 at 江古田マーキー

01.Swet Home 江古田マーキー
02.Boom Boom
03.飲んだくれジョニィ
04.BLUE MOON
05.糧
06.Holiday
07.ビソウツキー?
08.Good Time
09.スーパードライバー5月4日
10.陽気にいこうぜ
11.Good Songを君に
12.夏に続く午後
13.風樹(ポエトリー)
14.ガルシアの風
Enc.
01.Walkin' By Myself
02.Blues Is Alright
03.ティーンエイジャー
04.Feel Like Going Home
05.ホーボーズ・ララバイ

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GLAD ALL OVER/忌野清志郎&仲井戸麗市

グラッド・オール・オーヴァー
忌野清志郎&仲井戸麗市
グラッド・オール・オーヴァー
TOCT-8658-60/1994.12.07

(disc 1)
01. よそ者
02. ボスしげてるぜ
03. たとえばこんなラヴ・ソング
04. 忙しすぎたから
05. ダーリン・ミシン
06. 夏の色調
07. お弁当箱
08. 甲州街道はもう秋なのさ
(disc2)
01. よォーこそ
02. ロックン・ロール・ショー
03. 君が僕を知ってる
04. スウィート・ソウル・ミュージック
05. いい事ばかりはありゃしない
06. ハイウェイのお月様
07. 君を呼んだのに
08. エンジェル
(disc3)
01. ステップ!
02. 上を向いて歩こう
03. トランジスタ・ラジオ
04. ドカドカうるさいR&Rバンド
05. スローバラード
06. チャンスは今夜
07. 雨あがりの夜空に
08. キモちE
09. 夜の散歩をしないかね

94年8月に日比谷野音で行われた事実上の「RCサクセション解散コンサート」を完全収録したライブ盤。ま、名義は「忌野清志郎&仲井戸麗市」なんだけど、梅津片山と合わせてRC+BlueDayHornsの4/7が集結しているのだ。

91年1月にRCが「無期限活動休止宣言」をしてから清志郎とチャボが共演するのは4年半ぶり、しかも会場はRCのホームグラウンド、日比谷野音。ってことになれば当然行かないわけにはいかないぜ!…と思ったのだが…。当時、ファンクラブにも入っておらず、チケットのインターネット購入も無かった時代。家のダイヤル式(古っ!)の電話で一生懸命ぴあに電話したものの、チケット取れなかった……。悔しい。

しょうがないのでオレはこのCDと、一緒に出たビデオでガマンしたのだった。

出だしは清志郎とチャボのアコースティックセッション。1曲目は「よそ者」。「オレ達、よそ者」ってエエな。全然よそ者じゃなくてバリバリ主役なんだけどヒネてるようなテレ隠しのようなこの選曲。アコースティックセッションでは、チャボが歌う「忙しすぎたから」、麗蘭の「夏の色調」、ニーサンズの「お弁当箱」とか目新しめの曲がよい。アコースティックセッションは「甲州街道はもう秋なのさ」で終わり。

バンドスタイルにチェンジ。もう後は「よォーこそ」から始まってヒット曲つまりRCナンバー連発。で、やっぱりバンドでエレキを弾くチャボはカッコいいな、と。

それに尽きる。

やや引き気味のプレイだけど、出るとこは出るっていうメリハリがあっていいんだな。ガキーンとかき鳴らすコード、ザクザクとしたカッティング、ゴツゴツとしたソロ。

今年、2006年の野音ではどんな演奏を見せてくれるのか…。

その前に、チケット取れるかな…。

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ほとんどRCサクセション

3年前から復活した清志郎の野音ライブ、今年は8月20日らしい。

で、オフィシャルサイトの野音の告知を見てびっくり。「出演:忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市」ってチャボ出んのかよ!しかも何気にドラムは新井田コーちゃんだ。やっぱりこないだのMUSIC DAYで見たのは新井田さんだったんだ。

しかしこりゃすごいな。RC+BlueDayHornsの5/7が集結だ。もうほとんどRCサクセションじゃねーか。

ししししまった。清志郎ファンクラブ、会員登録を更新しなかったから野音チケットのファンクラブ先行は無しだ、とがっかりしていたらチャボファンクラブの方でもファンクラブ先行やるって。よかった。しかしチケット取れるかな。不安だ。

おれはGLAD ALL OVERのチケットは取れなかったし、35周年のパルコ劇場も行ってないから、清志郎+チャボの2ショットを最後に見たのは90年の野音だ。16年前だ。ひえー。

頼む、チケット当たってくれー。

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四季の詩/古井戸

四季の詩(紙ジャケット仕様)
古井戸 仲井戸麗市
四季の詩(紙ジャケット仕様)
VPCC-84533/1974.10.10(オリジナル発売日)

01. fluid Vol.4
02. ひなまつり
03. 春たけなわ
04. セントルイスブルース
05. 早く帰りたい
06. love song
07. 少年
08. 熊野神社を通って
09. きまぐれラプソディ
10. 四季の詩
11. 年の瀬

仲井戸"CHABO"麗市がRCサクセションに加入する前に所属していたバンド(っていうかフォーク・デュオ?)古井戸の4thアルバム。オリジナル発売日は1974年。オレはまだ2歳。チャボは…24歳になったばっかりのハズ。

えー、完全に後追いファンのオレは、ついこの間まで古井戸はまったく聴いたことがなかった。基本的にチャボが歌ってるわけじゃないし、聴いたことないけど70年代のどフォークまっしぐらのサウンドだろうと勝手に想像していたからだ。

しかーし、まあまあそういう面もあるにはあったがそうでない面もあった。特にこの4枚目のアルバムなんかはサウンド的にもベース、ドラムのリズム隊が入っている曲も多くてかなりバンドっぽく、現在のチャボのスタイルにすごく近い気がする。曲自体もチャボのライブなんかで聴いたことあるものが多い。3曲目の「春たけなわ」、6曲目の「love song」、9曲目の「きまぐれラプソディ」はチャボの30周年ボックスCDの古井戸セルフカバーに入ってる。11曲目の「年の瀬」は93年のHEART OF SOUL BANDでレコーディングされてるし、麗蘭の年末ライブでも演奏されてる。4曲目の「セントルイス・ブルース」と5曲目の「早く帰りたい」はチャボのライブで聴いたことがある。

そんなわけもあって、とても聴きやすい。

これからかな?っと思ったらぶっつり切れるインストの1曲目(これだけ加奈崎作曲)の次は、全然ひなまつりっぽくないブラックでファンクな「ひなまつり」。「春たけなわ」はイントロのエレキギターのフレーズが「おお~チャボだぁ~」という感じ。当たり前だがこんな昔からチャボはずっとチャボなのだ。

重たいようなそれでいて歯切れのいいようなリズムの「早く帰りたい」は間違いなくロックンロールしてる。「少年」はポエトリー・リーディングの片鱗あり。「熊野神社を通って」と「きまぐれラプソディ」はチャボがメインボーカルをとってる。今よりずっとクセのない素直な歌い方なんだけど、その声はやっぱりチャボなのだ。

もう、古いんだけど、ぜんぜん古くない。少しだけオレの知らないチャボがそこにいる。

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the TEARS OF a CLOWN/RCサクセション

TEARSOFCLOWN
TOCT-11094/1986.10.02

01. IN THE MIDNIGHT HOUR
02. Sweet Soul Music~Strawberry Fields Forever
03. 君が僕を知っている
04. ラプソディー
05. よそ者
06. 君はそのうち死ぬだろう
07. 打破
08. スローバラード
09. SKY PILOT/スカイ・パイロット
10. トランジスタ・ラジオ
11. ドカドカうるさいR&Rバンド
12. LONELY NIGHT(NEVER NEVER)
13. ヒッピーに捧ぐ
14. 自由
15. 雨あがりの夜空に

86年発売の「RC中興の祖」ともいえるライブアルバム。

オレはこのときのRCをリアルタイムで聞いていたわけではないのだが、「Feel So Bad」と「ハートのエース」で萎えたファンの心をグイッと引き戻したことは想像に難くない。なにしろ収録曲がいいよなあ。「雨あがり」も「トランジスタ・ラジオ」も「ドカドカ」も「君僕」も「スロバラ」も「Sweet Soul」もみんな入ってる!

オレはねえ…、「Rhapsody Naked」が出る前までは、無人島に漂流したときに、神様に、「CDを1枚だけ与えてやろう」って言われたら速攻で「TEARS OF CLOWN!」てお願いしようと決めてたんだよなー。でも今は「Rhapsody Naked」が出ちゃったからどうしよう。悩む。「Rhapsody Naked」は2枚組だから神様にダメって言われるかな?ねえ神様、2枚組CDでもいいですか?なんて。

「TEARS OF CLOWN」は清志郎の声がいいよなあ。「Rhapsody Naked」っつーか81年くらいまではなんかちょっとハスキーってかかすれ気味なんだけど、「TEARS OF CLOWN」の頃はスゲーなんつーかキラキラしてんだよね声が。もう絶好調だよね。バンドの勢いみたいのはちょっと薄れちゃってるんだけど、それでもやっぱすげえよなあ。会場も日比谷野音だしさ。よくわかんねーけど日比谷野音っつたらRCのホームグラウンドっていう感じするよね。バックで鳴いているセミもいい味出してんだよなあ。夏だよなあ。野音だよなあ。

個人的には「ライブアルバム」っていうとイコール「TEARS OF CLOWN」なんだよね。高校生のころ聴いた爆風スランプの「ひどく暑かった日のラブソング」に、「君を初めて部屋に呼んだのは/夏の終わりの僕の誕生日/リボンをかけた君のプレゼント/あのバンドのライブLP」っていう一節があるんだけど、「あのバンドのライブLP」ってところを聞くたびに「TEARS OF CLOWN」が頭に浮かんだ。

まあとにかく、すごいのよ。円熟したRCサクセションの、円熟した名曲の演奏が聴ける。チャボのギターの音がベシャってしてるのが微妙に不満なんだけど、とりあえず許す!デジタルリマスターで再発されたことだし、RC聴いたことないやつはまずこれを聴け!!これが2000円で買えるなんて超おトクだ!!

ちなみにオレは旧盤と再発盤をあわせて3枚持ってる(笑)。一家に一枚、必聴!

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ミラクル(DVD)/RCサクセション

B0000D8RRI
TOBF5159/1990.11.28

01. オープニング
02. キモちE
03. ガ・ガ・ガ・ガ・ガ
04. FULL OF TEARS ~涙あふれて~
05. ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
06. ぼくの好きな先生
07. 2時間35分
08. シュー
09. あふれる熱い涙
10. I LIKE YOU
11. やさしさ
12. 少女達へ
13. スローバラード
14. トランジスタ・ラジオ
15. 上を向いて歩こう
16. いい事ばかりはありゃしない
17. 雨あがりの夜空に

 RCサクセションのデビュー20周年記念ビデオ。…なんだけど、この年の初めにキーボードのGee2woが脱退、さらに「Baby a Go Go」のレコーディング中にドラムの新井田耕造まで脱退してしまいバンドはボロボロの状態。

 まあGee2woの脱退はある程度前から決まっていたようだけど、新井田さんの脱退は本当に突然でショックだった。

 忘れもしない90年7月の横浜アリーナ、20周年イヤー最初のライブのときだ。オレは(というかほとんどのファンは)、新井田さんが脱退したとは知らず、4人になったRCを見に行った。ところが会場に着いてビックリ。例のアサミカヨコの清志郎、チャボ、リンコのイラストに「ついに3人になっちゃいました。メンバー募集中!」と書かれたもはや自虐的なチラシが。「え!?コーちゃんまでやめちゃったの!?」って感じ。

 そんなこんなで3人になっちゃったRC、ドラムに春日博文、キーボードに厚見玲衣をサポートメンバーとしてライブを行った。「ミラクル」はそんなRCの最後の日比谷野音ライブを収めたビデオだ。

 この年の野音ライブは4日間。ビデオになったのは3日目と4日目。ライブは基本的に5人で行われた。Blue Day Hornsも金子マリもいない(アンコールで片山広明が出てきたけど)。しかし改めてじっくり聴いてみると、厚見玲依の貢献度が結構高い。この編成だと当然かもしれないけど。

 まあバンドはボロボロだったんだけど、演奏は結構あなどれない部分がある。中でも、チャボのスライドと厚見さんのオルガンがいい味出してる「僕の自転車の後ろに乗りなよ」、厚見さんのピアノが印象的な「やさしさ」は、何気に名演。途中ワンコーラスをチャボが歌う「いい事ばかりはありゃしない」も妙な説得力がある。ホーンセクションがいないから「スローバラード」の間奏がチャボのギターソロだったりするのも新鮮。

 さて、録画されたのは野音4daysの後半なんだけど、当時若干18歳のワタナベ。少年は初日のライブを見たのだった。ネットで検索して当時のセットリストを入手。こんな感じだった。

1990.09.01 at 日比谷野音
RCサクセション

01. キモちE
02. ねむれないTonight
03. 君が僕を知っている
04. ガ・ガ・ガ・ガ・ガ
05. やさしさ
06. 僕とあの娘
07. 空がまた暗くなる
08. ラー・ラー・ラ・ラ・ラ
09. ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
10. Oh!Baby
11. ぼくの好きな先生
12. 2時間35分
13. エミちゃんおめでとう
14. シュー
15. あふれる熱い涙
16. I LIKE YOU
17. けむり
18. スローバラード
19. 少女達へ(Vo.チャボ)
20. 慕情(Vo.チャボ)
21. トランジスタ・ラジオ
22. DDはCCライダー
23. 自由
24. ドカドカうるさいR&Rバンド

En1
01. チャンスは今夜
02. 上を向いて歩こう
03. いい事ばかりはありゃしない
04. 雨上がりの夜空に
En2
01. 夜の散歩をしないかね

 ビデオには片山広明しか出てないけど、初日は梅津さんも出たんじゃなかったかな。確か。本編の「トランジスタ・ラジオ」で1曲だけ梅津片山のBlue Day Hornsが出てきて演奏した気がする。んで、清志郎が「久しぶりだぜドクトル梅津」って言ってた気がする。アンコールではチャボが「懐かしいのやっちゅうよ~」と言って「チャンスは今夜」をやった。2回目のアンコールは「夜の散歩をしないかね」。RC解散後、清志郎とチャボが共演するときは最後2人でこれを演奏して締めるってのが多いけど、この日は5人で演奏したんじゃないかな。どんなアレンジだったかよく覚えてないけど。

 とにかくこれでオレのRC体験は終了してしまった。うーん、なんか感慨深いな。

ロックな日々

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RHAPSODY NAKED/RCサクセション

ラプソディー ネイキッド
RC SUCCESSION
B000AU1N5G
UMCK-1197/2005.10.26

01. Opening MC
02. よォーこそ
03. ロックン・ロール・ ショー
04. エネルギー Oh エネルギー
05. ラプソディー
06. ボスしけてるぜ
07. まりんブルース
08. たとえばこんなラヴ・ソング
09. いい事ばかりはありゃしない
10. Sweet Soul Music~The Dock Of The Bay
11. エンジェル
12. お墓
13. ブン・ブン・ブン
14. ステップ!
15. スローバラード
16. 雨あがりの夜空に
17. 上を向いて歩こう
18. キモちE
19. 指輪をはめたい

 「ロックバンド」に進化したRCサクセションの実質的なデビューアルバム「ラプソディ」の完全版。「ラプソディ」といえばあれですよ。日本のロックの名盤中の名盤ですよ。1980年4月の久保講堂でのライブを納めたライブ盤。もう今から四半世紀も前だ。おれなんか当時若干8歳!小学2年生じゃん!当然RCサクセションなんか聴いてるわけない。オレがRCと出会うのはこの8年後だ。

 そんなわけでオリジナルの「ラプソディ」をリアルタイムで聴けた人はうらやましい。「ラプソディ」をリアルタイムで聴いた人って、たぶん当時15~18歳くらいだった人が多いと思うけど、あれだよね。このくらいの年齢って、もうなんつーか全身が性感帯みたいな。もう多感な年頃でビンビンに感じちゃうわけですよ。オレだって15~18歳のころにリアルタイムで聞いた後期RC、ボ・ガンボス、The Wellsなんかはビシビシ感じちゃって強烈なインパクトが脳裏に刻まれえてるわけよ。もうね、そんなときに「ラプソディ」をリアルタイムで聴いていたらどうなっていたか。想像するだけで恐ろしい。「もう死んじゃう~」とか、「堪忍して~」とか、そんな感じなんだろう、多分。

 さて、「ラプソディー・ネイキッド」。CD2枚とおまけのDVDのセット。中のブックレットには、当時KITTY RECORDのディレクターだったナントカさんのアツいコメントが。この人確か、オリジナル「ラプソディ」の裏ジャケットの英文を書いた(書かせた?)人でしょ?後追いファンのオレは、このブックレット読んで初めて、久保講堂ライブがライブアルバムを出すためのライブだったということを初めて知った。しかし、このライブを実際に観れた人、1000人ちょいだったらしいけど、うらやましさの頂点だね。チャボは今からじゃ想像もつかないほどイケイケだし。清志郎も全開バリバリ。

 新たに追加された9曲は、即興の「まりんブルース」を除いては今となっては目新しさのない曲ばかりだけど、小川銀次が弾く「ロックン・ロール・ショー」が妙にクネクネしててちょっと違和感があったり、金子マリがコーラスしてる「いい事ばかりはありゃしない」のサビが妙にブルージーだったり、「お墓」がレゲエじゃなかったり、梅津さんの髪がフサフサだったり、新鮮な部分もある。そしてオリジナル「ラプソディ」に収録されていた曲も、清志郎が「ブン・ブン・ブン」や「キモちE」の歌い出しを間違えているところもそのままになっていて、ライブの臨場感バリバリ。気のせいかリマスターのせいか音もいい。特にドラムがスゴい。コーちゃんスゴいぜ!

 そんなわけで、30過ぎて不感症になったオレでも十分に気持ちいいライブ盤。やっぱすげーわRC。

ロックな日々

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THE Duet/仲井戸麗市×駒沢裕城

050705_210501  えー、そんなわけで7月5日、チャボの「THE Duet」というライブに行ってきた。このシリーズ、弾き語りチャボ+ゲストという編成で5、7、9月にそれぞれゲストを変えて演奏という趣旨らしい。既に5月に一発目が行われたんだけど、残念ながらオレは欠席。二発目の今回が初参戦だぜイエー!

 はい、ま、ゴールデンウィークのころ麗蘭でイベント出演というのもあったんだけどそれらをことごとく欠席したので、3月の「プチ大仕事」以来の生チャボ。しししかーも、弾き語りスタイルのチャボを見るのは96年以来9年ぶり!

 会場は「ティアラこうとう」というところの小ホールで定員140人!小さっ!もうオレなんか後ろから2列目だったにもかかわらずステージがスゲー近かった。

 さて、この日のDUETの相手は駒沢裕城さんという、「日本を代表するペダル・スチールギター奏者」。オレはペダル・スチールギターとスチールギターの違いすらよく分からないのだが、ま、ハワイアンの「みょわーん」って音が出る楽器なんじゃねえかなあ程度の認識でライブに望んだ。7月で夏だから「みょわーん」なんだろうなあ。確か駒沢さんはミニアルバム「プレゼント」シリーズの夏のやつに入ってる「Short Vacation」って曲で演奏していたはずだ。あれはまさに「みょわーん」って感じだったなあ。あの曲はきっと演るだろうなあ。

 なんてことを考えながら待ってると客電が消えた。開演だ。

 …コツ、コツ、コツ…。靴音を響かせ、暗いステージにまずはチャボがひとりで登場。チェットアトキンスモデルを手に、まずは「幻想の旅人の唄」。チャボ、意外とリラックスしてるみたい。

 で、チャボはひとりで1曲歌うと、早速駒沢さんを呼び込む。「紹介するね、日本を代表するペダル・スチールギター奏者、駒沢裕城くん!」。

 で、駒沢さん登場。心なしか風貌まで「みょわーん」としてるような…。チャボが言うには駒沢さん、例によって本番前緊張しまくりのチャボの横で直前まで弁当食ってたらしい。確かにそんな雰囲気。

 で、駒沢さん。風貌は「みょわーん」なのだが、演奏が始まるとビックリ。音が「みょわーん」だけじゃないのよ。目の前に宇宙が広がっていく感じ。ま、基本的には「みょわーん」「てろーん」って感じなんだけど、なんかシンセサイザーのようだったりバイオリンのようだったり。この柔らかい音がチャボの固いゴツゴツとしたカッティングと相手良くていい感じ。遊びでちょっとやったベンチャーズの「パイプライン」ではズクズクテケテケいうリズムを刻んだりもして、めちゃめちゃ奥深いぞ、ペダル・スチールギター!

 非常に残念なことにオレはこの日「タイムリミット」があって、ポエトリー・リーディングが終わったところで泣く泣く会場を後にした。

 「サイクリング」「遥かな手紙」「blue moon」とか久しぶりに聴けてよかったし、「プチ大仕事」でも演った「トワイライト」「ホーボーへ」も良かった。できれば最後まで観て、「ガルシアの風」や「いいぜbaby」や「魔法を信じるかい?」も聴きたかったな…。また今度の楽しみってことで。

■セットリスト(公式サイトより)
仲井戸“CHABO”麗市[THE Duet]
2005年7月5日 at ティアラこうとう 小ホール
ギター、歌:仲井戸“CHABO”麗市×ペダル・スチール・ギター:駒沢裕城

01. 幻想の旅人の唄
02. 風景
03. ホーボーへ
04. サイクリング
05. Heaven
06. Short Vacation
07. 熊野神社を通って
08. BLUE MOON
09. Twilight
10. 遥かな手紙(ニジェールから)

[ポエトリー・リーディング]
 1. サマーホリデイ
 2. 会いたかった人
 3. 唄
 4. 特別な夏
 5. Good Day
 6. ウー・ラ・ラ・ラ
 7. プリテンダー
 8. My R&R
 9. うれしい予感
 10. かもめ

11. 夏に続く午後
12. 真夜中を突っ走れ
13. ガルシアの風

Enc.
01. 魔法を信じるかい?
02. 久遠
03. いいぜBABY
04. ホーボーズ・ララバイ
05. 家路

■リンク
DOWN TOWN DIARY
徒然地獄編集日記
うらKAN

ロックな日々

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HOWLING LIVE/泉谷しげる with LOSER


VDR-1533/1988.07.21

01. 長い友との始まりに
02. のけものじみて
03. メディア
04. TATTOO
05. ルーザー
06. 野良犬
07. 黒いカバン・パート2
08. 春のからっ風
09. 褐色のセールスマン
10. 国旗はためく下に
11. つなひき
12. 野性のバラッド

 泉谷しげるが「チキショーRCカッコいいな、オレもああいうのやりてえな」とかなんとか言って集めた(らしい)バンド“LOSER”をバックに汐留PITで88年に行ったライブを記録したアルバム。

 オレは泉谷しげるに特段の思い入れはないんだけど、なんでこのCDを買ったかというと、バックバンド"LOSER"のメンツが凄いのだ。日本屈指のドラマー村上ポンタ秀一、ベースが最近はKINKI KIDSのテレビ番組で有名な吉田健、ギターがルースターズの下山淳と、そして我らが仲井戸"CHABO"麗市の超豪華メンバー。野球に例えるならローズ、小久保、清原、高橋由伸を揃えたジャイアンツであり、サッカーに例えるならロナウド、ベッカム、ジダン、ロベカルを揃えたレアル・マドリーであり、ロボットアニメに例えるならマジンガーZ、ゲッターロボ、コンバトラーV、ガンダムが一堂に会したような、まさにロック界の「史上最強打線」とも「銀河系軍団」とも「スーパーロボット大戦」とも言えるメンツを集めた驚愕のバンドなのだ。

 ぶっちゃけフロントマンの泉谷しげるが一番たいしたことないのであって、オレの興味も泉谷のバックでチャボがどんなプレイをしてるのかという点に注がれていた。なにしろこのライブが行われたのは88年であり、個人的にはこの頃のチャボのギターの音(「コブラの悩み」やテレビ放映されたRCのライブで聴いた)が最も好きだ。

 LOSERに関しては、89年末のロックンロールバンドスタンドのテレビ放送でLOSERを観て(曲は、「野性のバラッド」で、その時はもうチャボはいなくて、ギターは下山淳だけだった)、カッコいいなあ、チャボがいた時はもっとよかっただろうななんてことを思ったりしたわけなんだけど。

 で、このCDでは主に左のスピーカーから聞こえてくるのがチャボのギターなのだが、これがまた期待通りにカッコいい。ゴツゴツとしたチャボのギターをカタカナ4文字で表現すると「ガギガゴ」って感じだとオレは勝手に思っているのだが、まさにガギガゴなチャボが全開なのだ。歌のバックでザクザクとコードを刻むプレイも、アルペジオをパララとやるプレイも、間奏のギターソロも、みんなガギガゴ全開バリバリ。最近は自分で歌って弾いてるが、ギタリストに徹するチャボもめちゃめちゃカッコいい。

 エラそうなこと書いたがルースターズは聴いたこと無いんで、下山淳の演奏を聴くのはこれが初めてだ。下山淳といえば昔ギターマガジンかなんかのインタビューで「ステージの前に出て12フレットより上のポジションでチョーキングするのって『オレのチンチンデカいだろ』って言ってるみたいでカッコ悪いでしょ」みたいなこと言ってたのが印象に残ってる。で、実際プレイを聴いてみて、納得。チンチンの大きさを自慢しない男(笑)、下山淳。侮れないギタリスト。

 一応フロントマンの泉谷にも言及しておくと、「春のからっ風」「野性のバラッド」とか曲もいい。でも、バックの演奏がカッチョよすぎるんだよなあ。思わずDVDも買っちゃったよ。なんか、どの曲か忘れたが、チャボがチョーキングしながら右手を挙げるところがあるんだけど、それがめちゃめちゃカッコいいのよ。ほんとになんてことないアクションなんだけど、スゲーかっこいい。このシーン見るだけでDVD代の元とれてるね。

 いやしかし、このライブを生で見れた人はうらやましい。

 そんなわけで、ガギガゴなチャボが堪能できる1枚。いやマジかっこええ。


■リンク
銀座Bar ZEPマスターの独り言

ロックな日々

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梅津和時 プチ大仕事2005 CHABO&UMEZU

 3月23日、新宿PIT INNで行われたチャボの今年最初のライブを観に行ってきた。

 チャボのライブといいつつ本当は梅津和時の企画なのだが。これは毎年やってるらしい「プチ大仕事」という企画で、チャボは3年ぶり3回目の登場。で、オレはこのライブ初めて。会場は「ジャズの殿堂」新宿PIT INN。初めてのライブハウスで、楽しみ。

 今回ひとつ楽しみだったのが、カースケこと河村智康がドラムを叩くってこと。現在活動休止中?のCHABO BANDのドラマーだ。ベースはもちろん早川岳晴なので、チャボ+早川+カースケの“75% CHABO BAND”というメンツが揃う。

 オレはチケットの整理番号が結構よかったんだけど、イス席には座れなくて(イスは早く入った人が友達の分まで席取りしちゃうので…)ステージ正面、立ち見の最前列に陣取った。うおーはやくやれー。

 開演。まず梅津さんがひとりで登場。「チャボは非常に緊張してまして…」と言いつつ、「PIT INNはジャズの殿堂ですから、失敗はできませんね」「エフェクター関係の調整とか大丈夫でしょうか?不安ですね」とかチャボの緊張をあおるセリフで笑いを誘う。で、梅津さんの紹介でチャボ登場。グラス片手にタバコをふかしながらステージに上がる。うお~カッチョいい~。

 チャボは最初チェットアトキンスモデルを手に、梅津さんと2人で2曲ほど。カースケと早川を迎え入れ、チャボもグレコ仲井戸モデルに持ち替えてバンドの形態に、と思ったら、カースケがチェットアトキンス弾きながら足でバスドラム叩くという芸を見せ、フォルクローレっぽいインスト。

 ここまでは落ち着いた感じだったけど、チャボがストラトに持ち替え、カースケも本職のドラムを叩いて「男もつらいよ」が始まったらもう、バンド~!って感じ。チャボのカッティングに梅津さんのサックスがかぶさると、なんだか気分はほとんどRCサクセション。そうなんだよなあ。清志郎のライブ行ってもRCを感じることはなぜか無いんだけど、チャボのライブでは時々、「あ、これはRCサクセションだ!」って感じる瞬間があるんだよなあ。なんでだろ?しかもこの日は、チャボがやけに「RC」「清志郎」って単語を口にして、もうオレなんかそのたびにドキドキ。なんか、チャボが「RC」って言うのを聞くと、清楚な女性が淫猥な単語を口にしたのを聞いたような、「ああ、聞いてはいけないものを聞いてしまった。でももっと聞きたい」みたいな妙な興奮をおぼえるんだけど…。

「(トロンボーンを持ち出した梅津さんに)あれ?それRCのとき使ってたっけ?」
「(梅津さんの孫の話に)清志郎に子供ができたときは、なんかそれまで一緒に遊んでたやつが急に社会性を帯びたような感じでショックだったんだけど(笑)」
「これは俺がRCに在籍してたときに出した『絵』っていうアルバムの曲なんだけど…」
「カースケはどこの生まれ?」「日野です」「それはあれだね、RCの匂いだね。忌野君と一緒だね」
「(ヒッピー・ヒッピー・シェイクの間奏で梅津さんを押し倒すパフォーマンスをし、曲が終わった後)いや~往年のRCサクセションのようだったね。あれは清志郎の役割だったけど…」

 そしてトドメはなんと言ってもアンコールでチャボが叫んだ「もう一発イクかい!?」

 ああもうなんか体中からいろんな体液が出そう。


 そんなわけだが(どんなわけだ)、演奏した曲は予想に反しカバー曲が多かった。不勉強なオレはそのオリジナル版を知ってる曲が1曲なかったので、純粋に新曲をいっぱい聴いた感覚で楽しめた。まあ、チャボの場合カバーといっても詩はチャボがつけた日本語詩なので、オリジナルといってもいいようなものだけど。「運が良けりゃ」はサビが覚えやすくて、ノリもよくて楽しい感じ。「キャラバン」は子供の頃の記憶にある「映画自動車」をモチーフにした詩で、同世代の梅津さんに「なあ梅津さん、あれは一体なんだったんだろう?」って歌の中で呼びかけるのがチャボっぽくてよかった。で、特に印象的だったのが、ザ・バンドの「トワイライト」。「夕暮れに俺を一人にさせないでくれ」ってサビをチャボと早川でハモるとこがカッチョよかった。あー、いいよ早川。いい。どのカバー曲も、チャボの世界にがっちりハマってる。

 梅津さんも、アルトサックス、ソプラノサックスはもちろん、クラリネット、トロンボーン、ピアニカ、ピンホイッスルにアコーディオンまで演奏して、どれもハマっててよかった。で、やっぱりエレキをかき鳴らす(弾く、ではなく)チャボはメチャクチャかっこいいなあ。あらためてホレ直した。カースケのドラムもよかった。CHABO BAND復活してくれないかなあ。


セットリスト
2005.03.23 at 新宿PIT INN
梅津和時 プチ大仕事2005 2005年の邂逅。CHABO&UMEZU
梅津和時(Sax,Cl)、仲井戸"CHABO"麗市(Vo,G)、早川岳晴(B)、河村"カースケ"智康(Ds)

01. 再会 (CHABO&UMEZU)
02. チョコレートの唄 (CHABO&UMEZU)
03. 鼻歌(?カバー)
04. ふくろう(アルタン、インスト)
05. 男もつらいよ
06. ホーボーへ
07. Twilight (The Band)
08. ポイ・ポイ (?カバー)
09. 運がよけりゃ (映画マイ・フェア・レディ)
10. ホームタウン
11. I want to see the bright light city (リチャード・トンプソン)
12. アルコール (キンクス)
13. In the neighborhood (トム・ウェイツ)
14. 太陽に唄って (ポエトリーリーディング)
15. CARAVAN (ヴァン・モリソン)
16. lainのテーマ (インスト)
17. ヒッピー・ヒッピー・シェイク
18. ガルシアの風
19. 久遠 (CHABO&UMEZU)
EN
01. メンバー紹介BLUES
02. Fox, trot
03. 早く帰りたい
04. 働き蜂
05. ホーボーズ・ララバイ (CHABO&UMEZU)

■リンク
cafe HENDRIX
ウラKAN
RCサクセション、ストリートスライダーズ、SIONとか、とか。


ロックな日々

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