川本真琴/川本真琴

B00005G74U
SRCL-3946/1997.6.25

01. 10分前
02. 愛の才能(アルバム・ヴァージョン)
03. ストーン
04. DNA
05. エッジ
06. タイムマシーン
07. やきそばパン
08. ラヴ&ルナ
09. ひまわり
10. 1/2

 オレはファルセットに弱い。

 川本真琴は、もう、第一印象から決めてました。テレビで、ショートカットの頭をぐるぐる振りまわしならギターをかき鳴らし、ファルセットで「やっぱりあなたが好き」と歌う女の子を見た瞬間、惚れました。ひさびさにキました。

 そんなわけで、アルバムを買った。それまで女性ボーカルもののCDって買ったことなかったけど、初めて買った。それまでは、意味も無く、「若い女が歌ってる歌を聞くやつはクズだ!」とイキがってたんだけど、買ってしまった。「ボ、ボク、初めてなんですけど…」という感じだった。あえて誤解を招く書きかたをすると、川本真琴はオレにとって「初めての女性」なのだった。

 で、結論をいうと、よかった。すごくよかった。

 まずジャケットがいい。良く言えばアンニュイな感じで、悪く言うとぼけーっと突っ立ってるだけなんだけど、雰囲気が出てる。1曲目の「10分前」。「チュチュチュでお尻がボヨーン」とかいう内容の歌にブっ飛ぶ。これはスゲえ。インモラルな感じの「愛の才能」(岡村プロデュースだ…)や、シングル曲「1/2」、このアルバムでは詩の内容が他からちょっと浮いてるが普通の女の子の気持ちを歌ったっぽい「タイムマシーン」とかどれもよい。もちろん、オレが第一印象でキメてしまった「DNA」もよい。「ひまわり」もポップで好きだ。

 でもこのアルバムで一番の聴き所は、なんと言っても「やきそばパン」だ!すごいよこれは。「一人ぼっちで屋上/やきそばパンを食べたい」ってこれは「トランジスタ・ラジオ」の世界だよ。川本真琴版トランジスタ・ラジオ。ロックしてる。ビシビシロックしてる。「一人ぼっち」ってロックには絶対欠かせない要素だよな。徒党を組んでるやつなんかロックじゃないぜ!わかってる。川本真琴はロックをわかってるよ。さすが「初めての女性」。

 そんなわけでファルセットに惚れた1枚。

ロックな日々

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