Rough Labour/The Wells

Wellslr
COCA‐11147/1990.10.21

01. Like a Working Machine
02. GパンとTシャツとBootsで
03. 3-3-5-0 Everynight
04. Tama-River Sunset
05. Happy Man
06. ぼくらの唄
07. 丘の上で
08. C.L.F.
09. Brother
10. ハエ
11. Unarmed Soldier Boy
12. Last Piece

The Wellsのメジャーデビューアルバム。代表的なところでは「Working Machine」、「3-3-5-0 Everynight」、「Happy Man」、「ぼくらの唄」なんかが入ってる。ちなみに「Happy Man」はデビューシングル(シングルバージョンとアルバムバージョンはミックスが違う、と思う)。日清製粉かなんかのCMソングに使われて、最初聴いたときは「おわっWellsだ」とびっくりしたものだ。

さて、このアルバム、オレは大学1年、91年に買ったと思う。ビンボーな学生時代に買った貴重なCDだったので、それこそ擦り切れるくらいよく聴いた。

この頃オレが持っていたCDは、RCサクセションとThe Wellsだけだった。6畳一間のアパートで、近所の迷惑もかえりみずデカい音で聴いた。時折ソウルやフォークの香りが漂うRCとは違い、Wellsからはシンプルなビート系(っていうのかなこれ)のロックの香りしか漂ってこなかった。でもオレは低音でズクズクいってるリフやキャッチーでメロディアスな単音リフが好きだった。「だった」っていうか今も好きだけど。「3-3-5-0 Everynight」なんてあの「ズクズクダカダカダラララ~ン」っていう低音のリフが聴こえただけでも~体がうずいちゃう。

で、このアルバムの一番の聴きどころはラス前の「Unarmed Soldier Boy」だ。曲順やジャケット写真からしてもこの曲がハイライトなのは間違いない。オレはこの曲を聴くといつも、サビの手前のオブリガート(でいいんだっけ…)のところでハラハラする。なんていうか、歌詞のとおり「ギリギリの気持ち」だ。

最近復活してるので、またライブ行きたいな…。

ちなみに、ここでR盤を購入することができる。

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in the city TOKYO 2004 "トランジスターへおいでよ!"/The Wells

 The Wellsの再結成ライブ(11年振り!)を観にいった。実はThe Wellsを生で観るのはこれで2回目だ。要するにオレは過去1回しかThe Wellsを生で観たことがないのだが、このライブは見逃せないと思った。The Wellsはそんなバンドだ。

 初めてThe Wellsを観たのは忘れもしない1990年5月6日、FM埼玉かなんかが主催した「埼玉ゴーロック」というイベントだった。このイベントのトリはシーナ&ロケットで、この日会場の日比谷野音に集まった客の多くはシナロケ目当てだったと思う。チケットがなぜか500円で、当時高校3年だったオレはそのリーズナブルな価格設定に惹かれて出かけていった。目当てはシナロケと泉谷しげるだった。

 イベントは確か午後3時くらいに始まって9時過ぎまでやってたと思う。延々6時間以上、いろんなバンドが入れ替り立ち代わり演奏した。泉谷とシナロケ以外のバンドは全く聞いたことなかったんだけど、確か3番目とか4番目とか、最初の方に出てきたバンドを観てブッ飛んだ。強烈なビート。メロディアスな単音リフが印象的なギター。さらにギタリストはステージ狭しと「欽ちゃんジャンプ」(この時はまだピート・タウンゼントなんて知らなかった)を連発。シンプルな4人編成のそのバンドは"The Wells"と名乗った。この日一番印象に残ったのはシナロケでも泉谷でもなくThe Wellsだった。

 オレはそのあと、中古CD屋で見つけたThe Wellsの「1960's GUN」を買った。RCサクセション以外のCDを買ったのはこれが初めてだった。

 そのThe Wellsが一夜限りの再結成ライブを行うという。インターネットで偶然その情報を見つけたオレは、早速チケットを手に入れた。

 場所は渋谷のライブハウスChelsea Hotel、「トランジスターへおいでよ」というトランジスターレコードのイベントだ。サブタイトルは「The Wells再結成」、The Wellsがメインのイベントだ。小さいライブハウスでThe Wellsを観るのは初めて。というか、14年前の日比谷野音ライブはシナロケがメインのイベントだったから、実質The Wellsのライブは初めてのようなものだ。

 6時から始まったイベントは前座の2組が終わったとこで7時15分。セッティングが始まると、それまで最後列にいたオレはうっしーの手を引いて一気に前から5列目くらいに進出した。

 英国旗に「The Wells」のロゴが描かれた看板がドラムセットの後ろに掲げられると、客席から歓声。期待が高まる。

 客電が消えて、いよいよバンドのメンバーが登場。最後に出てきたボーカルの馬越が「11年ぶりだよ」と叫んで演奏開始。ライブは「ぼくらのうた」でスタートした。ギターはギュンギュンと唸りをあげ、バスドラムの振動がズンズンと胃袋に伝わってくる。やっぱり生はいい。

 馬越はとても楽しそうに歌っている。「今日はいっぱいやるから楽しんでってね」

 ギターの土山も大きなアクションを決めて弾きまくる。「みんな楽しい?オレも楽しい!」

 観てるほうも演ってるほうもみんなとても楽しそう。オレもThe Wellsがメインのライブを見るのは初めてで、CDも2枚しか持ってないから知らない曲もいくつかあったけど、純粋に楽しめた。楽しいから音楽、そんな感じ。

 「Happy Man」や「3-3-5-0 Everynight」等のノリノリのナンバーでは「元おっかけ」の人たちがステージ前になだれこみ、ジャンプしたり体当たりしたり大変な騒ぎ。オレは元おっかけ軍団と、静かに聴いてる人たちの中間くらいに位置して体当たりしない程度に体を揺らして楽しんだ。

 中盤、「じゃあ新曲を聴いてください」と新曲まで披露!11年前に解散したバンドとは思えない意欲と演奏。

 本編ラスト前、馬越がハーモニカを手に、「じゃあこの曲を聴いてください」と「1960's GUN」のイントロ。観客は大爆発。The Wellsの代表曲と言えるこの曲、学生の時バンドでコピーした。HR&HMサークルなのになぜかオレのバンドはRCサクセションやストリート・スライダーズのコピーなんかをやっててあまり相手にされなかったけど、この曲だけはサークルの他の部員や客にウケてた、そんな名曲。本物の演奏は間違いなく素晴らしい。

 とにかく、初めて、そしておそらくこれが最後の、ライブハウスで観たThe Wellsは14年前に衝撃を受けた時と同じようにカッコよかった。アンコールを「そんなことできないよ」で締めて、大満足の1時間半。The Wellsの再結成ライブは終わった。

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セットリスト(Thanks to ユウさん、HIROさん)
2004.10.02 at 渋谷Chelsea Hotel
The Wells (Vo.馬越秀生, G.土山啓一, B.坂巻晋, Dr.坂巻聡)

01. ぼくらの唄
02. いつもの時間にいつもの場所まで
03. へんな惑星
04. ロボット
05. ひとりぼっち
06. 丘の上で
07. Tama-River Sunset
08. Happy Man
09. Homeless Heart (新曲)
10. Twist and Shout (Vo.土山)
11. 3-3-5-0 Everynight
12. In The Rye
13. GUNS OF HEART
14. 1960's GUN
15. Like a Working Machine
Enc.
16. I Can't Explain (カバー曲)
17. スローガン
18. そんなことできないよ

勝手にリンク
HIROさんのライブレポ
piroさんのBLOG
natu6220さんのBLOG

ロックな日々

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